青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

イチローの快挙

2004-10-03 11:26:00 | Weblog
驚くべき精神力と、才能と育てたお父さん全

てが揃って出来た快挙。当地愛知は尚更、出

身地であり、出身校である。至るところテレ

ビで注目、万歳の声が聞こえるようである。

私はこんどで一番強く感じたのは、最下位の

チームでの快挙をチームは勿論、地元フアン

そしてアメリカ全土で、人種を超えて賞賛し

喜んでいることであ。重慶でのサッカー試合

とは対照的である。アメリカ人の大らかさが

良く分かるのである。サラリーマン時代、港

の各国船を訪問した経験を持つが、その差が

一番理解できた。ある一流商社の業務代行で

燃料補給を立ち会ったことがある。給油が終

わると、機関長と協定書を交換する。数量の

チェックは税関の検査を経ているのだから確

実なものなのだが、アメリカ船の場合、OKと

て簡単にサインをして握手で済むのだが、

英国船で問題が起きた。終了して検測をした

ら表示の数量だけない即ち、不足していると

言うのである、しかも、我々なら5分で計算

する数字を三十分も掛かって計算するのにも

驚いたが、その上、強情な老機関長の理屈は

飛びぬけている。何十年も船に乗っているが

もしも、自分の計算が間違えているならば、

太平洋の真中で船は立ち往生してしまう。

だから、今までそんなことはなかったから、

間違いではない。と言うのである。大きく開

かない、陰気な発音の英国語がこれほど汚く

聞こえたことはなかった。次の寄港地神戸ま

で商社の部長たちも一緒に再度訪船したが、

日本では解決せず、本国のオーナーと話をし

ての解決となった。国民性の相違をまざまざ

と見せられたのを思い出した。