青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

忙中閑あり

2004-10-15 07:10:00 | Weblog
展覧会中日。早いもので、もうなかびにな

った。一日弁当持ちで当番を引き受けてく

れる工芸かがいてくれて、自由に動ける日

であった。Sデパートの特別サロンで、日本画の人気現代作家の作品展示販売があると
展覧会にきてくれた部長が誘ってくれた。
久々に訪問。ここは上得意様の居心地のよい喫茶風サロンで、高級品を展示している。私は、お茶を頂くだけの悪い客であるが、アート分野での作家選びや運営のアドバイザー的役割を果たしてきた経緯があるので、懐かしい。やはり、人気作家を含めて、安い価格とサイズの小さいのに驚いた。日本経済の現在の状態が現れていると思った。安い。最初に出た言葉であった。
半分は対価のリトグラフであったが、どうしてもリトグラフは私は好きになれない。
元来、石版画から出発しているようだが、枚数が石で刷るのは百枚が精一杯の筈である。最近のリトグラフは二百五十枚もの数である。これでは印刷とどこが変わらない。現存作家なら、自分で間違いなく着彩できるのであるが、当の昔に亡くなった作家のリトグラフの新品が現れると首をかしげるのである。これを書き込んでいると家内が、七時過ぎましたがと、心配して言いに来た。岡崎の展覧会上へ向かう時刻である。忙中閑は昨日のこと。今日はまた、会場に一日つめて、来客の応対に忙しい。新聞二社に掲載されたので、来客が急に増えた。