2月も最終日。店の鍵を大家さんに返して、あたらしい春のはじまり。
空っぽの店を見て、お客さんからせつないめのメッセージが次々届いた1週間でした。ぼくはまたやりたければやればいいので、あまりせつなくもなく、全ては成り行きまかせな感じがここちよい。野生の風のように生きていくだけだ。
「空っぽ」の漢字は「空」なのね。そして「そら」とも読むけど「くう」、梵語では「スーニャ」と読む。
今回は人生で一番ものを捨てた。そして「空っぽ」、すなわち「零(ゼロ)」を手に入れた。たいへん気持ちがよい。
仏教の勉強は早々とやめてたけど。全てのことは因縁によって生まれそして消えて、それは「縁起」と呼ばれ、移り変わりゆく中で変わらず固定されたものなどはなく、それが「空」である。
自分がわかってないからうまく説明できん。
でも「空」になって春がはじまろうとしている。その感じはわかっている。
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