小学校の修学旅行は伊勢志摩でした。
一日目の夕飯はスキヤキ。
食事も終盤にさしかかった頃ひとりの男子が、
「残ってるご飯入れて雑炊にしようぜ~。」
と言った。
ぼくはいじめられていたので、自分も入れていいのか迷ったけど、
旅先の開放感からか、自分のお茶碗からみんなと同じように食べさしのご飯を鍋に入れた。
すごい静寂が広がったように思う。
田村直美言うところの『永遠の一秒』て感じ。
その時も思ったし、いまも思うけど、
みんな本当は食べてもよかったんだと思う。
誰かが、
「藤代が入れたから食べられへんようになった~。」
と言った。
結局、鍋の中に大量のご飯を残し、夕飯は終わった。
たぶん誰も悪くなくて、
子供社会という小さな、でもその時は絶対的な、
その社会の雰囲気なんだと思う。
ただひとつ、その時の自分をかわいそうだと思うのは、
調子に乗ってしまったなあ、と反省したこと。
そんなこんなで無事修学旅行も終わり、
いよいよ卒業も近づいて来た頃。
「いっちょ歌でも作ってみるかねぇ。」
と思って作ったうたが、ぼくの初めてのうたを作った経験。
それでは聞いてください。
『さよならの季節』。
・・・聞かされへんわ!!
一日目の夕飯はスキヤキ。
食事も終盤にさしかかった頃ひとりの男子が、
「残ってるご飯入れて雑炊にしようぜ~。」
と言った。
ぼくはいじめられていたので、自分も入れていいのか迷ったけど、
旅先の開放感からか、自分のお茶碗からみんなと同じように食べさしのご飯を鍋に入れた。
すごい静寂が広がったように思う。
田村直美言うところの『永遠の一秒』て感じ。
その時も思ったし、いまも思うけど、
みんな本当は食べてもよかったんだと思う。
誰かが、
「藤代が入れたから食べられへんようになった~。」
と言った。
結局、鍋の中に大量のご飯を残し、夕飯は終わった。
たぶん誰も悪くなくて、
子供社会という小さな、でもその時は絶対的な、
その社会の雰囲気なんだと思う。
ただひとつ、その時の自分をかわいそうだと思うのは、
調子に乗ってしまったなあ、と反省したこと。
そんなこんなで無事修学旅行も終わり、
いよいよ卒業も近づいて来た頃。
「いっちょ歌でも作ってみるかねぇ。」
と思って作ったうたが、ぼくの初めてのうたを作った経験。
それでは聞いてください。
『さよならの季節』。
・・・聞かされへんわ!!