出逢い

死んだらまず誰と別れるって、自分の肉体と別れる。


肉体と別れるから、肉体を通じて付き合ってた人とも別れることになる。


『生きる』ということの定義が意識があることならば、死んだあとも生きている。それはよく言われる「人々のこころの中で生き続ける。」とかそういうのとは全く違う。



大切な大切な猫を一年前に亡くしたお客さん。「1年経ったからそろそろ生まれ変わってるかもしれないので探し始めました。」とおっしゃるので、「輪廻は絶対ありますよ。」と言うと「絶対、って言ってくれた人初めてです・・・。」と言って泣きはった。


「絶対。」ってよく言ってしまうのでなるべく言わないように気をつけてるけど、この場合は言ってよかった。


魂を通じての付き合いは絶対また出逢えると思う。

恵まれた人生

思えばぼくの人生、網戸に恵まれない人生だった。


25歳の時、実家を出てから何度か引っ越ししたけど、いつも網戸のない家だった。いまのマンションに越して初めて網戸のある生活になった。うれしかった。と、思ってたら今度の店にはまた網戸がない。


網戸が欲しいが、一から作ってもらったらいくらくらいかかるんだろう？


内側から簡単に自分で貼れる網戸なんてないだろうか？と思ってたら【内側から簡単に自分で貼れる網戸】と言うのがあった。こんな簡単に希望通りのものが手に入るとは、この物件にはドラえもんでもいるのだろうか。


マジックテープ式になっててぼくでも簡単に付けられた。


この網戸のいいところは安く簡単に網戸が付けられるところだけど、内側から付けているのでこっちが蚊になった気分も味わえる。


こりゃお得。

カレー日和だ！

座ってしかおしっこできなかったり、シャンプーは2回するけど考え事してるときは1回目か2回目かわからなくなったり、布団から手だけ出てると切られるんじゃないかと慌てて布団の中に入れたりなど、整とは似てるとこがたくさんありますが。


カレーの作り方が違う。


まずは玉ねぎ炒めて〜。♪タマタマしちゃうぞ〜♪


最近は鶏むね肉です。ももは唐揚げとか食べる機会多いから。でも地味になるから『うぺぽのしお』で〜。♪ぺぽぺぽしちゃうぞ〜♪


知らん間にしめじも入ってた。


何が整と違うかと言うとじゃがいもの扱い。整はじゃがいもを小さく切って形なくなるまで煮込むらしいけど、ぼくはその時食べる分だけレンジします。理由は「カレーのじゃがいもは傷みやすい。」と聞いた気がするから。



ああ〜！しゃべってたらバナナ入れんの忘れた！


じゃあいただきます。

言葉

オバサンっぽくありながら案外男の部分が多いので、いざと言うときにサッと気の利いた言葉が出て来ない。


入院中お世話になりながら、その上開店祝いまで頂いてしまった場合などは、


「こんなんもろたらアベコベやわ〜。」


と言うべきだった。




時が・・・もしも、時が戻せたら、


「そんなアンタこんなんもろたら・・・。」


ってちゃんと伝えられるのに。

そうだ、忘年会部屋にしよう！

隣の居酒屋は友達の店で、居酒屋になる前はバーで、その前もバーで。


その初めのバーのマスターが開店のお祝いに来てくれた。隣の居酒屋の主人もそのバーのお客さんだったし、こないだ改装を手伝ってくれた友達ともそのバーで出逢った。この町に来て初めて出来た友達は全てそのバーから始まっている。


だからいまの店は立地からして感慨深いのだ。


ああ〜！たのしかったな〜！


数年前までは、毎年前の店の2階で忘年会してた。


店の奥の部屋をどうするかいまいち決まってなかったけど、そうだ！忘年会部屋にしよう。とにかく床を貼ろう。んで出来上がったらまだ夏でも忘年会をしよう！

開拓

惜しい〜！！



柄もいいし長さもピッタリやのに、横幅が足りんかった。


もちろん押し入れの横幅を測り商品の横幅を確認して買っているので30cm足りないことはわかってたけど、30cm足りないことがこんなに足りない感じがするとは思ってなかった。



奥の部分との仕切りに。これで2部屋の物件から3部屋物件へ。アイデアですね〜。


とりあえず手前ゾーンはお客さんに着替えるスペースとして使ってもらってるし、そこだけまず床貼るわ。仕切ったことで見えてきた。



開店から3週間。体調も営業も順調です。朝の時点で予約ゼロやったからいよいよ電話営業しようかと思ったけど、開けたらちゃんと4人来てくれた。今日は100年ぶりに会うお客さんとか「どうしてるかな？」と思ってたお客さんが来てくれてうれしかった。今日もどうもありがとう〜！

それぞれの箱

最近人と話してて何人かと意見が合ったこと。


「ヤなことを減らそうとするのはあまり意味のないことかも知れない。」


ぼくもちょっと前、『たのしいこともないけど、嫌なこともない、ストレスのない日々』というのを試してみたけどあまりうまくいかなかった。


嫌なことを入れる箱がこころの中にあって、その中身を減らそうとしても、一定量が決まっているようで減ったら減った分また増える。


だからヤなことを減らすより、うれしいことの箱の中身も増やして、ふたつの箱のバランスを取る方がいい気がしてきた。



ずっと涼しかったけどやっと6月らしくなってきて、なんか夏の予感もしてきて、それぞれの生活にたのしいことも戻ってきて、素直にうれしい。

『僕の主治医に恋してる』

先生すっきゃわ〜！


主治医の先生がすきな場合、検査結果のドキドキより先生に会えるドキドキの方が勝るからとてもよい。


ぼくの先生はシュッとしてるし、お医者さんてとんでもない字を書く人が多いのに字もきれいやし、『すき』と言うよりファンって感じかな？


だって、すきになったところでうまくいくとは限らんし、もしうまくいって腕まくらしてもらっても外科医の先生の腕になんかあったらと思うと緊張するし、「そんなこと気にしなくていい。」と言われて腕まくらしてもらったところでそんな夜が長く続くとは限らんし、長く続いたところでいつか終わりが来るかも知れんから、あんまり夢は見ないようにしてる。


すごい夢見てはるわ〜、ビックリやわ〜。


そんなわけで順調です。

ダクトレール

きのう言ってた『Amazonで間違って買った電球』がコチラ。



店の契約が済んですぐ注文した。「2、3日以内に発送。」と書いてあったけど、後から見たらチャイナからの発送できのうやっと到着した。


でもそれにはすぐ気づいてたから、翌日届くものをすぐ買い直した。それがコチラ。



ぼくは今回初めて知ったのですが、この店舗には『ダクトレール』と言うものが付いていて、そのレール上のどこにでも電気を付けることができて、長さを変えたりして並べると、「あらま！カフェみたい！」ってなる。



友達に「ダクトレール用を買いなさい。」と言われURLまで送ってもらってたのに、上記ふたつは普通の電気用。間違いにもうひとつ間違いを重ねてたわけだ。その上イカ漁みたいな電球も余ってるしいまは電球だらけ。


使えなかった電球たちよ、せめてぼくの行く手を照らしたまえ。



＊明日病院のため、臨時休業させていただきます。すいません。

わたくしとお金

新しい店になり、今後健全な経営をしていくために、改装を手伝ってくれた友達が経営の考え方を教えてくれていた。


【一週目の売り上げ】・・・店の家賃や経費
【二週目の売り上げ】・・・自宅の家賃や光熱費
【三週目の売り上げ】・・・生活費
【四週目の売り上げ】・・・貯金やおこづかい


と考えなさい、と言われてたけど。



一週目、二週目はうまく行ったけど3週目に入り、「は？借金は何週目に払うわけ？」とか「はて？Amazonで間違って買った電球代は何週目？」とか不穏な空気が流れ出した。


「締めるとこ締めて。」とかよく言われるけど、いまぼくが締めるべきところは肛門であり、そのために体操もちゃんとしてるわけだからこれ以上締めろと言われても難しい。


そもそも一週間が7日で、4週間で、ひと月30日そこそこってのがぼくには辛い。一週間10日で五週、ひと月50日にしてくれたら全てうまくいく。でもみんな何食わぬ顔で貯金してるところを見ると、ほんとは既にそうなっててぼくだけ違うカレンダーが配られてんのかな？


7進法も60進法もややこしいから今後はなし。そうすれば1メートルが60cmか100㎝か悩むこともなくなるし、「1メートル60センチ」と言われて、「はあ？なんで2メートルって言えへんの？」とか思うこともなくなる。