2月、店を閉めたとき大切なものを捨ててしまってたことに気づいた。
それは一本のカセットテープ。
ぼくが中学生のとき作った10曲入りのアルバムで、ピアノの上にラジカセを置いて弾き語りしてるテープ。
ああ〜!!惜しいことした!
店片付けてるときは「必要なものなど何一つない。」と思ってたからしょうがないけど。
アルバムに入ってる曲は中島みゆきをマネした恨み節が主で、中でも『ピエロ』という曲は恥ずかしすぎて、その割には頭に残るメロディーで唯一聞かせた友達も「死にそう・・・」と悶絶してた力作だったのに。
いまはピチカートファイブみたいなうたを作りはじめた。失ったものはハドソンリバーの底で眠ってるわ。