今日は午後から、脳卒中患者さん達の闘病記をサイトを読んで参考にさせてもらいました。障害に苦しんでいるのは自分一人ではないのだという気持ちになりました。
その後、JR病院に同時期に入院していたⅠさんに電話しまして近況をうかがいました。
麻痺側の上肢右手が動き出してきたとの話を聞き、良かったでした。参考までにどのような訓練を聞きましたところ、退院してから“ミラーセラピー”を自宅で続けてきたそうです。
私も早速始めたいと思います。
■“ミラーセラピー”
“ミラーセラピー”は、鏡像を少し違うかたちで利用します。例えば、右手を鏡に映して、それを左手であるかのように錯覚しようというものです。
元々は、腕を切断した人が、無いはずの腕を痛がること(幻肢痛)への対応として報告されました(ラマチャンドラン博士)。その後、脳卒中で手が動きにくい人や痛みが強い人などへの応用が研究されています。
脳卒中の場合、マヒした手を鏡の裏に隠し、良い方の手の鏡像を、マヒした方の手が上手く動いているかのように、“錯覚”する(脳に錯覚させる)ように仕向けることで、脳を刺激しようというものです。錯覚していると自覚できる人もいれば、錯覚できないと訴える人もいます。また、本当に脳がだまされてくれているのか、頭(脳)の中でどのような作用を及ぼしているのか、詳細は解明できていません。しかし、少なくとも、動かないはずの手のよりリアルな運動のイメージを作り出せるのではないかと考えています。
■ 障害を乗り越えた人達
平成14年に発症から丸5年過ぎた人ですが、日常生活で不便を感じることはほとんど無いくらい回復した人。一生車椅子生活と覚悟を決めていたそうですが、今は見た目障害がわからない程度までよく回復した人もいます。
この人は「何事も常に前向きに考え、決して諦めなかったこと」で取組んでいました。
この人は言っています。「半年過ぎると目にみえた変化(改善)は見られなくなる」という医学界の常識は信じないことだ。医者にこう言われると、患者は宣告を受けたと信じてしまうので、改善し、治るものもその機会を喪失してしまう。
今日は多くの人の闘病記を読み参考になりました。我流にならないようにしたいと思いました。私も諦めないでリハビリ修行を続けて、元の体を取り戻します。
Doobie Brothers - What a fool believes - 1979