ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

大河ドラマで

2006-07-16 22:13:59 | インポート

 午後は昨日までの暑さが嘘のように涼しさが戻る。わずか30分程の散歩に出掛けて、快い汗を流した。食事前のシャワーでさっぱり。

 夜は大河ドラマをじっくりと鑑賞。「FTV」の26時間TVにはこの局らしい中身のない騒々しいだけの放送で、全く飽き飽きとさせられていただけにホッとする。しかしこの様な「FTV」の放送は今の若い人達に絶大な支持も得られるている様で、不思議な現象でもある。

 そして「功名が辻」の今夜の放送。柴田勝家との織田軍団の継承を掛けた戦いの後の論功行賞では、秀吉は山内一豊には僅か300石の加増に留める。同僚の中村、堀尾両氏は夫々が城持ちの大名に取り立てられる、そしてようやく家臣に加えられた若手も大幅に加増される。憤懣やる方ない一豊は家に引き篭もり悶々とする日々を送る事に。見かねた千代は一豊の母に窮状を訴える。
 そして覚悟を決めた千代は一豊に、いっその事、自分と一緒に「出家」をしようと迫る。そこに現れた母が、これまでの働きを認められない自分を嘆き悲しんでいるのは単なる「愚痴」に他ならない。それならいっそこの浮世を捨てて自害せよと迫る。上役の理解が得られない、働き振りを正当に評価されないとの嘆きは現代のサラリーマンにも通ずる話だ。上役はあえて低い評価を与える事で部下の今後の働き振りを見極め様としている。そんなら力一杯死ぬ気で秀吉にぶつかれと母は諭すのだ。 一豊は母の諭しで思い直し、力強く生き続ける事を誓うところで今夜は終わる。

 この後の一豊は秀吉の為に働き大名に取り立てられる事になる。そして関が原の合戦では徳川家康に味方し、遂には土佐は高知の24万石の大名に登り詰める。今夜の放送では武士として一図に戦い抜く事しか知らない、一豊には母や千代と言った立派で良き理解者が付いていた事が判る。

 本能寺の織田信長の死後の、天下分け目の合戦の世を、一豊等が如何に生き抜いたか、これからが楽しみな展開ではある。

 

 

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