H容疑者の「豪憲」君の死亡に関する容疑に加えて、自分の娘の死亡にも関係したと、本人が供述を始めた報道がある。これまでの同容疑者は、積極的に弁護士を通じて事件について自分の考えを公表してきたが、警察はH容疑者の娘の死亡についても再逮捕をする様だ。
狭い地区の極く近隣間で起きた2件の事件は、H容疑者が被害者の母親として、悲劇のヒロイン役を演じた時点から誠に特異な経過をたどってきた。
小生も、カミさんもこの2件の事件は、出来るだけTVや新聞、週刊誌で喧伝される度にほとんど見ない様に務めて来た。6歳の孫とほとんど年齢的に違わない2人の被害者が、可愛い孫と重なって見えてくるからだ。
ただ、小生の感想を述べるなら、H容疑者が自分の娘の死亡時に事故死ではない、何か他の理由で死亡したのではないか、と事故死と断定した警察に再調査を執拗に迫ったと言ふ点だ。この時点でH容疑者は重大なシグナルを送っていたのではないだろうか?。何らかの事情で娘を死に至らしめた。早く自分を逮捕して欲しいと。警察がこの時点で再調査をしていたら、もしかしたら「豪憲」君の事件は防ぎ得た可能性が高いと思うのだが。
「パ○マ」の瞬間湯沸かし器の不完全燃焼による事件が取りざさたされている。良く判らないが20年前から同様の事故が起きていたらしい。報道では不具合が出た時の応急処置での改造した結果の事故だと言ふのだ。昨年も大学に進学した若者が入居していたアパートで一酸化炭素事故で死亡している。17名目の事故死者だとの事だ。製造元は数年前から設置業者には警鐘を発していたと言ふが、どこまで徹底しきれていたか疑問である。ましてや機器の使用者にはその危険性を公示していない点には問題が残ると思う。官庁には届け済み、機器の改造は販売店の責任とするには大きな問題であろう。
同様な問題では「○下○器」が10数年前に販売した暖房機で不具合を起こし死者を出したとして、莫大な費用を負担して機器の回収を図って、再発防止に全力を挙げた例がある。「パ○マ」の誠意ある対応で同様の事故の再発防止を望みたい。