孫が昨日から夏休みに入ったと思ったら、早速「お泊り保育」だと言ふ。幼稚園では年長組の保育事業の一貫として、両親を離れたお泊りが出来る様にと考えている様だ。生憎の雨空だったが、シーツやタオルケット、パジャマ等を大きなカバンに入れて、親が三々五々に幼稚園に子供達を預けに行った。
このお泊り保育があることが年長組になった時からから判っていたので、娘の要請で5月の連休中に予習を兼ねて我家に孫だけを預かる事にした。最初は嫌がっていたが、ジジの家ならと孫も得心して一晩ながら我家に泊めたのだ。結果はいささか緊張はしていた様だが、日中の疲れからか、ジジババの間で川の字に寝かせたら、案外に簡単に寝てしまった。だから今回のお泊り保育にも孫は嫌がらずに逆に楽しみながら参加した。親友のR君はどうしても「厭だ」と園長先生にお断りの手紙を書いたらしい。
今朝自宅に帰るなり孫からお泊りが楽しかったとよと、電話の報告があった。心配した雨は夕方からは止んで園庭での花火や、ホールでの映画鑑賞、そして友達との「ゴロ寝が」如何に楽しかったか、ややハイテンションで話してくれた。
晩御飯のカレーが美味しくてお代わりをした事。お友達のH君は寝相が悪く、孫のお腹に脚をドシンと乗せてきたので仕返しをした話。又、仲良しのO君は隣のクラスながら遊びに来たので一緒に夜遅くまで遊んだ事、ボクは全然眠くなく殆ど寝ていなかった?由だった。
朝は6時に起きて、本堂でのお祈りと朝食を済ませて元気一杯にご帰還あそばした相である。親友のR君の事を聴いたら、彼も元気に楽しそうに参加はしていたらしい。
こう言ふ行事の都度に孫は一段と成長して行く様で、一人っ子で心配していた友達との付き合い方も徐々に勉強していっているのだと思う。
来週からは我家にやってくる孫とは充分に遊んでやりたい。小生には余りある時間があるのだから。