ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

良心はどこに・経営者たち

2008-10-06 16:20:48 | ニュース 
海外留学仲介業者の「ゲートウェイ21」が破産を申請し、経営者は債権者集会で土下座をして謝罪したという。留学予定者が払い込んだ9億5千万円もの前払い資金が消えているらしい。永年留学を夢見て蓄えた資金を払い込んだ多くの若者の夢が霧散してしまった。計画倒産の噂さもある、今回の倒産劇は、零細な資金を意図的に搾取するものではなかったのではと疑問視される。

食肉偽装から始まった食品偽装問題は、土産品の賞味期限改ざん、一流料亭の産地偽装と料理の使い回し、等々、善良な市民をだます手口は犯罪的行為にほかならないと思う。さらに事故米転売事件は、さらに大掛かりな犯罪行為である。残留農薬、腐敗、カビ発生など、もはや食品と言えないコメを市民に供給。法外な利益を得た業者が数多く存在したことは、全く許しがたい行為であろう。

考えて見れば先に述べた食品偽装事件や事故米転売事件は、トップ経営者が指揮した企業ぐるみの事件である。社会に対する無差別犯罪と同様な悪質さである。それなにの「実行犯」の企業経営者は、罪の大きさににはほとんど気づいていないようである。社会への貢献、地域への奉仕という企業活動の理念を忘れ、利益追求しか頭にないような守銭奴に、多くの企業者はなってしまった様だ。

事件が発覚したあとの企業のトップは、記者会見で頭を下げてわびを言う。小生はそれだけで企業の責任をまっとうしたとは考えていない。たとえ刑事事件として立件できないとしても、社会的な制裁を受けて当然であろうと思う。企業経営者は、不正でいくらもうかっても、崇高な理念を忘れては、世間に堂々と良心に羞じない行為だと胸を張ることは出来ないと思う。

昨日紹介したプロペラカフェ。小生が食べた「BLTプロペラサンド」と孫が挑戦の「飛行シュミレーター」をご覧下さい。

http://www.pmas.co.jp/shop/cafe/cafe_propellercafe.html
コメント (6)
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