ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ロスの憂鬱と英雄

2008-10-14 08:48:34 | ニュース 
27年前の妻との銃撃事件で、共謀罪に問われてサイパンで逮捕された三浦某が、移送されたロスの拘置所で自殺した。今後長く続く公判を悲観してのことらしい。この事件では週刊誌がロス疑惑として告発したのが発端だったが、真相は闇の中に消える事になる。三浦某はその真相をひとり持ったまま旅立ってしまった。

一方でヒートアップしている米大リーグのプレーオフ戦。ロス・ドジャースの黒田投手が劣勢のフィリーズ戦で、一躍ロスの英雄となった。発端はリーグ代表を決める第一戦、第二戦にあった。ドジャースの選手が相手チームの投手に危険球まがいの投球を受けていた。そして第三戦に先発の黒田選手が、相手選手にやり返したのだ。その打者を内野ゴロに打ち取った際、一塁ベース付近で言い合いをした。それを見た両チームの選手が総出でにらみ合いを演じた。幸いに乱闘にはならなかったが、黒田投手は見事に勝利投手になった。そのことで彼はロス中の英雄となった。

2人の日本人が演じた、ロスの憂鬱と英雄劇が交差した日だった。
コメント (6)
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