夜の遊歩道で

　この暑さである。日中はもちろん夕方からのウオーキングも止めていた。しかし夕食を済ませたらなんとなく物足りない。そこで７時前に何時もの遊歩道に出かけた。本来は夜の遊歩道は「オヤジ狩り」に出くわさないとも限らないとカミさんや娘達に固く止められている。しかし小生のような「オヤジ」を痛めつける馬鹿者もないだろうと強引に出かけた。

　遊歩道では大型のピレネー犬の散歩に出くわした。５０Ｋｇは優に超すワンちゃんである。たしか前に会ったときに聞いた話では、とにかく暑がりで、日中はとても散歩に連れ出せないらしい。そして一日に２カップのご飯を食べると言う。我が夫婦の２日分の食料である。

　さらに車椅子の中型犬にも出会った。こちらは老齢でお腹に二輪車をくくり付けており、前足で器用に歩く。ハアハアと大きく息をしながら、それでも急ぎ足である。前に飼い主さんに聞いた話では、それでも散歩に出たがるので、苦肉の策で車椅子にしたらしい。

　そして遊歩道には３０Ｍ置き位に外灯が点いてはいるが、何と読書をしながら帰宅をする男性に出会った。これも珍らしい。これほど勉強熱心な方にお目にかかるのは始めてである。

　それからこれはケシカン輩の話である。２人乗りのバイクにに出会った。遊歩道はバイクの乗り入れは厳禁である（もちろん車は入れない）。しかしこの若者は時々見かける奴である。ダブダブのズボンを履き、ヘルメットは被っている。しかし後ろに乗った奴はヘルメットさえ被らず奇声を発している。危なくて仕方がない。

　こんなことで今夜の遊歩道、５.５００歩程を歩いたのでした。夜とはいえ汗だくになったウオーキングでした。







　

　

偶然を求めて

　暑さボケなのか、朝一にくだらない事を考えてしまった。

　６月にある業界の販売促進キャンペーンのクイズに応募したら、７月２５日に何と新型の３２型液晶テレビ（１５万円相当）が届いた。抽選を担当されたのは都心の老舗デパートの外商部だそうであり、かなりの応募数があったと推察される。小生が商品をＧＥＴ出来たのは全く偶然の産物であろうと思われた。とともにまだまだ幸運のツキが残っているのかもと甘い考えも残っている。

　これまでにも実に多くのアンケートやクイズの類に応募してきたが、全く縁がなかったのは事実である。最近も宝くじの「ロト６」にも挑戦している。任意の６個の数字を選び応募するのだが、最高４個の数字を一度だけ当てている。これが病み付きになり、キャリーオーバーで４億円の当選のチャンスとなれば、必ず何口か購入する。これなどは自分で数字を選ぶのだから、外れても諦めが付く。

　ところが「ジャンボ宝くじ」や「TotoＢＩＧくじ」になると、全くの貴方任せである。従って数百万分の一の確率の当選などは、夢のまた夢である。しかし毎回、幸運な当選者があるのも事実であろうと思う。その当選もまた偶然の賜物なのだろうと思いながら、その偶然を求めて、今朝も近くのコンビニで「TotoＢＩＧくじ」を購入してきたのでした。そうそう偶然はないとは思いつつである。