ドラマ「任侠ヘルパー」

　最近何の気なしに見たドラマ「任侠ヘルパー」が面白い。３話ぐらいまで見ていなかったのでその経緯は分からないが、何故か暴力団の傘下の組長たちが数名、介護施設に修行に行かされている話である。

　１７歳から極道の世界に踏み込んだ主人公は、背中に桜とウグイスのタトウを入れて更に上部団体の若頭昇格を狙う。しかし介護ビジネスの女性オーナーに反発するが、その子どもとの交流を通じて、若年性アルツハイマーに悩む彼女にも徐々に同情するようである。

　介護施設に入所してくる様々な事情を抱える高齢者に、邪険な扱いしか出来ない任侠のヘルパーたちだが、敵対する暴力団の組長が入所してくることで一挙に緊張が高まる。

　任侠達が介護の現場で修行させらている事情がまもなく明かされるだろうと思う。高齢者の扱いを通じて人間性を取り戻していく過程が面白い。毎回のゲストが活躍するのも、このフジＴＶのドラマつくりの常道であるようだ。ドラマはまもなく終盤を迎える、今後の展開が楽しみである。

ＴＶ画面から

　　　　　　　　　　　　　　　

出演者の一欄