今年から正式に男子ゴルフツアー競技に昇格した「関西オープン」は藤田寛之選手の優勝で終わった。昨年は石川遼選手がプロ初勝利を飾った思い出のトーナメントだった。
事件は初日の11番ホールで起こった。第一打を思い切り左に曲げた。OBラインは超えたかと見えたが、競技委員がセーフの判定をしたので、石川選手はそのまま打ってホールアウトした。ところが18番を終了したあとに、ギャリーから、あれはOBだった筈との申し出があった。
あわてて本人と競技委員が11番の現場に向い確認のところ、やはりOBだったことが判明した。セーフと判定した競技委員は、ギャラリーが多くてOB杭が良く見えないままに、本人にそのままプレーを続行させた様だった。石川選手自身もOBかどうかの確認はしていなかったそうである。
ゴルフは自己の責任においてルールを厳格に守ることはもちろん、今回の様なOBか否かの判定は当然に自分で行うことが義務ずけられている。ギャラリーが多くてOB杭が見えなければ、ギャラリーを下がらせて確認をすべきである。当然の義務を怠ったことになる。
その結果では「失格」の処置がされるべきであった。ところが競技委員長は、随行した競技委員に重大な判定ミスがあったとして、2罰打を科すだけの大甘の処置で済ませてしまった。本人は当然失格を覚悟したらしいが、JGTA(ゴルフツアー機構)の、その姿勢が問われる処置だと思った。
人気者の石川選手が2日目以降もプレーするかどうかは、営業面、TV中継面でも重大な影響がある。ゴルフフアンの一人として残念な出来事である。ちなみに石川選手は通算5アンダー、31位で競技を終了した。優勝に絡んでいなかったのが幸いである。
優勝したのは藤田選手
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事件は初日の11番ホールで起こった。第一打を思い切り左に曲げた。OBラインは超えたかと見えたが、競技委員がセーフの判定をしたので、石川選手はそのまま打ってホールアウトした。ところが18番を終了したあとに、ギャリーから、あれはOBだった筈との申し出があった。
あわてて本人と競技委員が11番の現場に向い確認のところ、やはりOBだったことが判明した。セーフと判定した競技委員は、ギャラリーが多くてOB杭が良く見えないままに、本人にそのままプレーを続行させた様だった。石川選手自身もOBかどうかの確認はしていなかったそうである。
ゴルフは自己の責任においてルールを厳格に守ることはもちろん、今回の様なOBか否かの判定は当然に自分で行うことが義務ずけられている。ギャラリーが多くてOB杭が見えなければ、ギャラリーを下がらせて確認をすべきである。当然の義務を怠ったことになる。
その結果では「失格」の処置がされるべきであった。ところが競技委員長は、随行した競技委員に重大な判定ミスがあったとして、2罰打を科すだけの大甘の処置で済ませてしまった。本人は当然失格を覚悟したらしいが、JGTA(ゴルフツアー機構)の、その姿勢が問われる処置だと思った。
人気者の石川選手が2日目以降もプレーするかどうかは、営業面、TV中継面でも重大な影響がある。ゴルフフアンの一人として残念な出来事である。ちなみに石川選手は通算5アンダー、31位で競技を終了した。優勝に絡んでいなかったのが幸いである。
優勝したのは藤田選手
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