池田勇太・石川遼を逆転し２勝目

　今週の男子プロゴルフトーナメント。先の日本プロゴルフの覇者、池田勇太選手が最終日に猛チャージ、通算２１アンダーとし、今野康晴選手とのプレーオフの末に今季２勝目を上げた。

　前日トップに立って石川遼選手は１打及ばず３位に終わった。池田勇太選手は小生の地元の選手で、小生は彼が中学生の頃から知っている。高校生の時に、やはり地元で行われた「ＢＳオープン」に出場し尾崎将司選手とプレーしているのを見た記憶も残っている。そして東北福祉大に進学し、アマチャの大会でも数々の成果を挙げている。

　今回の優勝で池田勇太選手は、石川遼選手、片山晋吾選手を抜き去り、獲得賞金がトップになった。男子ゴルフ界もいよいよビッグトーナメントを控えている。池田勇太選手の今後の活躍も大いに期待できると思う。

　優等生の石川遼選手に比して、２３歳の池田勇太選手のやんちゃ振りを楽しみに見守りたい。

「２０世紀少年・最終章」

　２０世紀少年最終章を観て来ました。１．２章に比してもとにかく面白い出来でした。「ともだち」の正体も非常に気になりましたが、舞台は第２章の２０１５年から２０１７年（ともだち暦３年）に替わっている。神になった「ともだち」を崇拝する人だけが集まる東京は高い壁で遮蔽されている。そして何故か東京の街は１９６９年の町並みに戻っていた。

　そしてその年の８月２０日には東京が、日本が、世界が、そして人類がすべて滅亡すると「ともだち」が予言する。その陰謀は「ともだち」自身の策謀だと、氷の女王を名乗る「カンナ」が推測し、仲間と敢然と「ともだち」軍団に戦いを挑もうとする。その無謀な戦いを止めようとする「オッチョ」「ユキジ」だが、８月２０日の人類滅亡の日が来てしまう。

　「ともだち」に肉薄した「カンナ」は万博会場が唯一安全な場所だと教えられ、一大コンサートを開き大勢の人を集めて救おうとする。「ともだち」はかねて用意の、巨大な円盤形の飛行体で東京の街にウイルスを撒き散らし始める。その円盤の飛行体は何とか撃退できた「オッチョ」だった。しかし「ともだち」はさらに巨大な２本足のロボットを発進させ攻撃を続行しようとする。そこに現れた「ケンジ」がロボットを制御不能にさせる。そして現れた「ともだち」との運命の戦いが始まる。

　物語のスケールが大きく、シナリオもしっかりとしており、骨太の物語に仕上がっている。報道陣に公開された試写会でも最後の１０分間は未公開とされたようで、なぞ解きも含めて最後まで見飽きない内容となっている。いささか荒唐無稽のところも散見されるが、今回の最終章でも、数千名のエキストラを集めて撮影したシーンが実に効果的に使われている。

　主演の俳優たちも実に楽しそうに演じているのが印象的である。この壮大な物語の最終章を是非映画館でご覧頂きたいと思った。　娯楽映画として　Ａ　の評価をしたい。　
　
特別試写会の舞台挨拶