ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

初代若乃花の思い出

2010-09-03 14:45:25 | スポーツ一般
 かっての名横綱初代若乃花さんが逝去した。享年82歳である。後の栃若時代と称された、大相撲の一時代を築いた後は、継承した二子山部屋で、多くの名力士を輩出している。さらに相撲協会の理事長も務め、相撲界の発展に寄与されている。

 小生が高校に入学した頃にようやくTV放送が開始されて、それまでラジオ放送でしか聞けなかった、大相撲の取り組みが実際に見れるようになった。そして横綱栃錦と横綱若乃花の、実に火の出るような取り組みが、全国の相撲フアンを魅了していた。そして、この栃若時代の後を追って、大鵬・柏戸のいわゆる柏鵬時代がやって来て、相撲の黄金時代を招いている。

 初代若乃花には伝説の如く伝えられている話がある。青森のリンゴ園を経営する恵まれた家庭に育ちながら、事業に失敗した父親と共に室蘭に渡り、貨物船に鉱石を運ぶ人夫として働き、強靭な足腰を鍛えたことが相撲人生に幸いした。さらに父に代わり家族を養うために、我武者羅に横綱になる為の努力を重ねたと言うのである。

 後年、自分の相撲部屋で力士を育てる際には、恵まれた環境で育った若者たちにハングリー精神不足を痛切に感じたと言われている。現在の相撲界に発生している不祥事の数々や、外人力士が上位を占めている現状をどう考えておられたのだろうかと思ってしまいました。  ・・・・合掌

新しいデジブックです。下記サイトでご覧下さい。

   http://www.digibook.net/d/db14ef93919d9a2938619fc765187ce5/?m
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする