西岡よ・アンタは偉い

　このところフアンを一喜一憂させている千葉ロッテＭだが、主将西岡剛がエライ頑張っている。史上５人目となる一シーズン２００安打を記録した。さらに一試合３安打以上で獲得した猛打賞も年間最多の２７度目を記録したのでした。

　これまで２００本安打は過去にイチロー、ラミレス、青木の３人が記録している。そして今年に入って新外国人選手のマートンと西岡が記録したのだった。メジャーでは既にイチロー選手が１０年連続で記録している数字だが、試合数が少ない日本プロ野球界としては大記録である。

　さらに２７度目の猛打賞の獲得だが、過去にやはりイチロー選手が一シーズン２６度の最多記録を保持していた。それを昨夜の試合で追い抜いたのである。

　今年の西岡はシーズ前に主将に就任、トップバッターとして、今季は積極的にチームを引っ張ることになった。彼の転機は２年前のＷＢＣ（ワールドベースボールクラシック）に日本代表選手から外されたことに起因するようだ。自分の甘さと力不足を痛感して、昨年一年を頑張りぬき、そして主将として迎えた今季は目覚しい活躍でチームを牽引している。

　まだまだＣＳ争いに残るチャンスを迎えている。彼を中心としたチームの底力で是非とも３位を確保して欲しいものだ。