ゆこちんのトランペット

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トランペットの吹き方、、、(^^)

2020年02月28日 03時43分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

またもこんな時間になっております。

ハイ、トランペットの吹き方。

って、あーた?!何を言ってるの?って感じですけど、ここのところようやく自分の中で分かってきたことを、備忘録を兼ねてシェアしようかと思って書きまーす。


まず、

大事なのは、「スピードと圧力と脱力」だってこと。

音の高さは息のスピードによっている。

そんなことは、前から知っていたようなもんですけど、いや、これから書くことは「言葉」としては前から全部知っていたはずのことですが、「意味」や「感覚」としては全く分かってなかった、、ってことをここのところ思い知っております。

息のスピードを上げる(下げる)。
自分の出したい音に合ったスピードの息を入れる。
この際、量は関係ない。

ついpにしよう、とかそっと吹こうと思って、ぬぅーっと息を出したりしちゃいますけど、「スピード」がないとダメなのよ。

スピードを落とすと量に頼らざるを得なくなり、量を出すとfになるし、また量を出した状態でハイトーンのためのスピードを得ようとすると、唇をめっちゃ締めるか、爆量吐くか、唇だけで耐えられなかったり、または量を吐いているのに吸う量が足りなければ圧力が足りなくなるので、喉を締めるなどの「力み矢を使わざるを得なくなる。


ここで「圧力」が出て来ましたけど、

圧力も量とは関係なく(全くないわけではないけど、量を取りすぎると喉に無駄な力がかかりやすい)、唇を常に安定した状態で振動させておくには、安定した圧力で肺と喉と唇までが1つの空間として同じ圧力がかかってる感じで、その圧力を音の高さに合わせて変化させ、マウスピースの中の唇の上下の圧によって最終調整して、細く適切なスピードの息を出すことによって、安定していろんな高さの音を出すことができる。

ついつい下の音ではアパチュアが開きすぎて、空気がたくさん出てしまい、体の中の圧力が下がりすぎて音がすっぽ抜けたりすることがある。

高音とは違うけど、低音においてもそれに合った圧力がいる。

スピードに関して、音が出る瞬間はスイカの種とかぶどうの種を飛ばすように。

最初は「プッ」とほんの瞬間的でいい。その「瞬間的」な「瞬発力」が大切。ロングトーンは単にその「プッ」と出たモノを止めずにほったらかす(圧力がかかっていれば、「プッ」と出た穴から空気が流れ続ける。それだけ)って感じ。

よって、後から空気をヒリ出す、後押しする、などはナイ。

喉の力を抜くには鎖骨辺りや胸骨辺りの力みを取ること、奥歯の奥の筋肉の力も抜く。でも、「歯を開けよう」とする必要はない。奥歯の奥の筋肉の力みを取ると、喉周りの力みも取ることができる。

1ブレスで吹こうと思っているモノは、肺・喉・唇までセットで考えた空間内の空気の圧力をうまく使って行くイメージ。
吐いている息に注目しすぎると、体の中の空気圧がめちゃめちゃ落ちてしまう場合がある。「空気圧」のマネージメントが大切。

喉に力が入った状態だと、特に低音で音を出す時に、唇辺りに適度な空気圧が足りてないために、無意識に口の中の息を先に押し出してしまい、唇に適度な圧がかからず空気の勢いで唇が開いてしまい、タンギングが難しくなる。
ロートーンの時こそ、喉に力が入っていない、肺から唇までが連動した状態でその音に合ったスピードの息を出す必要がある。

喉に無駄な力がかかっていない状態からスタートすると、口の中の状態がモニターしやすい。それに、肺から唇までの一体感が得られ、空気圧がこの空間内で安定するので、音量、音高に関わらず音が安定する。


これ、今自分で思ってることを書いたんですけど、トランペット吹けない(吹き始め)の人にはちんぷんかんぷんかもね、、、何言ってんだ?的な。


何かひとつでも役に立つことがあればいいけど、、、

いろいろ試してみてまた書きまーす。

それではまた明日(^^)おやすみなさーい。

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