21日、22日と五反田のゆうぽうとでNBAバレエ団の公演に参加しました。
最近は本格的なオーケストラからご無沙汰だったので、声をかけていただいた時は、わぉ!!私?!!とビックリするやら、嬉しいやらで二つ返事で引き受けました。
で、初めていくオーケストラだし、普段オーケストラに乗っているわけでもなかったので、きっと人数が足りないんだろうな、というわけで、2番トランペットかな?3番かな?などと勝手に思い込み、それでもちょっとソワソワしながら、
本番の曲のCDでもゲットしよう!などと思っていた矢先、
楽譜と音源が送られてきました。
で、中を開けてみたら!!まぁビックリ!!!
なんと、1番トランペットの譜面が入ってるじゃんかー!!
若いころは、絶対自分が1番を吹くんだぁ!!!みたいな負けず嫌いな気持ちがいっぱいあったけれど、
やはり、痛い思いもいっぱい積み重ねてきて、ちょっと臆病になっているところもあり、
まさか自分がオケの1番を吹くなんて思ってなかったので、かなりビックリ!!
私の場合、一番自信がないのは上の音域。
トランペットの場合、人によっては、耐久力とか音量とか、そういうのが心配な人もいると思うのだけれど、私の場合は、本当に音域!!
それに、近頃は「本番怖い病」がようやく薄れてきたとはいえ、オケとなると…とかなり心配になっていました。
大学出たてのころは、本番に緊張するとか全くありえなかったのですが、
よくない本番をいくつかしたところで、
絶対次は失敗できない!という恐怖心から、力が入り過ぎちゃったりして
それがまた危険を呼ぶようなことが続いて、すっかり凹み気味に。
ちょうど同じころに、「筋力落ちてきてるんじゃない?」と言われたことも手伝って、「力が足りない」と勘違いをして、さらに力を入れる方向に突っ走ったこともとても悪かった。
でも、ようやくこのところ、そういうのはまるで間違っていて、いろいろあるのだけれど、結論からいえば「音楽そのもの」に集中することでかなりの部分がクリアできることが分かってきて。
ずいぶん楽になってきていたところだった…
けど、やっぱりいざオケのトップでそれができるのか?
これは私だけか?それとも誰でもそう思うものなのか、分からないけれど、
吹く内容が全く同じだとしても、1番パートだと思ってやるのと、2番パートだと思ってやるのとでは、全然違う。
2番は1番に合わせる(乗せる)という、いろんなテクニックが必要でとても大事なパートなのだけれど、1番は「勇気」と「決断力」が必要な気がする。
ちょっとでも弱虫な気持ちになったら、うまくできない。気を抜けない、そんな気持ちがしています。
なので、かなりドキドキ!
譜面が届いたのが、1か月前。
でも、これはきっと「チャンス」に違いない!!!と腹をくくって、
できるところまでやってみよう!といろいろ頑張ってみました。
曲目は
ショピニアーナというショパンのピアノ曲をバレエ用にオーケストレーションした組曲
「牝鹿」というプーランクのバレエ組曲
ボロディンの「イーゴリー公」から「ダッタン人の踊り」
ショパンは音域的には問題ないので、よ~しやれる!
ダッタン人も実際にはかなり私にとってはキツイのだけれど、前にもやってるという何だか根拠はないんだけれど、それでも意味不明ながらできるな、と思うと心配じゃなくなり…
で、問題はプーランク!
演奏会では演奏されることもあるようだけれど、バレエとしては本邦初公演とのこと。
変拍子がいっぱい、そして転調もてんこ盛り!そして2度や7度でぶつかることも山盛り!
そして、なによりいろんな楽器に短いソロがたくさん出てくる。
というわけで、私の譜面にもいっぱいソロが!
聞いてみると、すんなり聞けるなかなかオシャレな素敵な曲なのだけれど、
なんだかうまく吹けない。
よく考えてみたら、頭が転調についていけてないのだ。
だから微妙なところで一番おいしいツボを外してる。
イメトレをしたり、ヨガをやったり、この際だからと脳トレや自己催眠もやってみた。
結果的に言って、本番を終わって、とても幸せな気持ちになれた。
やってよかった、って思えた。
全力は尽くした、って思えた。
もちろん、とても良かったか?と言えば、もっとうまい人がたくさんいるし、ギリギリいっぱいで吹いているところも多かったので、これでいいとも全然言えないけれど、
それでも、「今」自分にできることはやったと思った。
もちろん、次にチャンスが来たら、今回と同じでは全然駄目だと思う。
でも、今回、この公演のためにチャレンジしてきたすべてのことが、
私にとって、本当に素晴らしいいろんなことをもたらしてくれたなって、
それだけは本当に思った。
この機会をくださって、そして、温かく支えてくださったみなさんに感謝したい!!
終わった後、「すばらしい!!(楽隊的には「さ~しー!」)」と何人かの方が声をかけて下さった。きっと「頑張ったねー!!!」という意味だと思うけど、嬉しかった。
これからもっといろいろチャレンジして、本当に素晴らしくなるように頑張ろう!って思った。
ようやく、1つ恐怖症から脱出できたと思った!!
(うれし泣き)
というわけで、今日の幼稚園公演(園児なんと600人!!)もだいぶ楽に吹けた。
子供にも結構アピールできたから、これもバレエ公演のおかげだなって思った!
プラス思考でガンガン進むぞぉ!!!
お~!!
最近は本格的なオーケストラからご無沙汰だったので、声をかけていただいた時は、わぉ!!私?!!とビックリするやら、嬉しいやらで二つ返事で引き受けました。
で、初めていくオーケストラだし、普段オーケストラに乗っているわけでもなかったので、きっと人数が足りないんだろうな、というわけで、2番トランペットかな?3番かな?などと勝手に思い込み、それでもちょっとソワソワしながら、
本番の曲のCDでもゲットしよう!などと思っていた矢先、
楽譜と音源が送られてきました。
で、中を開けてみたら!!まぁビックリ!!!
なんと、1番トランペットの譜面が入ってるじゃんかー!!
若いころは、絶対自分が1番を吹くんだぁ!!!みたいな負けず嫌いな気持ちがいっぱいあったけれど、
やはり、痛い思いもいっぱい積み重ねてきて、ちょっと臆病になっているところもあり、
まさか自分がオケの1番を吹くなんて思ってなかったので、かなりビックリ!!
私の場合、一番自信がないのは上の音域。
トランペットの場合、人によっては、耐久力とか音量とか、そういうのが心配な人もいると思うのだけれど、私の場合は、本当に音域!!
それに、近頃は「本番怖い病」がようやく薄れてきたとはいえ、オケとなると…とかなり心配になっていました。
大学出たてのころは、本番に緊張するとか全くありえなかったのですが、
よくない本番をいくつかしたところで、
絶対次は失敗できない!という恐怖心から、力が入り過ぎちゃったりして
それがまた危険を呼ぶようなことが続いて、すっかり凹み気味に。
ちょうど同じころに、「筋力落ちてきてるんじゃない?」と言われたことも手伝って、「力が足りない」と勘違いをして、さらに力を入れる方向に突っ走ったこともとても悪かった。
でも、ようやくこのところ、そういうのはまるで間違っていて、いろいろあるのだけれど、結論からいえば「音楽そのもの」に集中することでかなりの部分がクリアできることが分かってきて。
ずいぶん楽になってきていたところだった…
けど、やっぱりいざオケのトップでそれができるのか?
これは私だけか?それとも誰でもそう思うものなのか、分からないけれど、
吹く内容が全く同じだとしても、1番パートだと思ってやるのと、2番パートだと思ってやるのとでは、全然違う。
2番は1番に合わせる(乗せる)という、いろんなテクニックが必要でとても大事なパートなのだけれど、1番は「勇気」と「決断力」が必要な気がする。
ちょっとでも弱虫な気持ちになったら、うまくできない。気を抜けない、そんな気持ちがしています。
なので、かなりドキドキ!
譜面が届いたのが、1か月前。
でも、これはきっと「チャンス」に違いない!!!と腹をくくって、
できるところまでやってみよう!といろいろ頑張ってみました。
曲目は
ショピニアーナというショパンのピアノ曲をバレエ用にオーケストレーションした組曲
「牝鹿」というプーランクのバレエ組曲
ボロディンの「イーゴリー公」から「ダッタン人の踊り」
ショパンは音域的には問題ないので、よ~しやれる!
ダッタン人も実際にはかなり私にとってはキツイのだけれど、前にもやってるという何だか根拠はないんだけれど、それでも意味不明ながらできるな、と思うと心配じゃなくなり…
で、問題はプーランク!
演奏会では演奏されることもあるようだけれど、バレエとしては本邦初公演とのこと。
変拍子がいっぱい、そして転調もてんこ盛り!そして2度や7度でぶつかることも山盛り!
そして、なによりいろんな楽器に短いソロがたくさん出てくる。
というわけで、私の譜面にもいっぱいソロが!
聞いてみると、すんなり聞けるなかなかオシャレな素敵な曲なのだけれど、
なんだかうまく吹けない。
よく考えてみたら、頭が転調についていけてないのだ。
だから微妙なところで一番おいしいツボを外してる。
イメトレをしたり、ヨガをやったり、この際だからと脳トレや自己催眠もやってみた。
結果的に言って、本番を終わって、とても幸せな気持ちになれた。
やってよかった、って思えた。
全力は尽くした、って思えた。
もちろん、とても良かったか?と言えば、もっとうまい人がたくさんいるし、ギリギリいっぱいで吹いているところも多かったので、これでいいとも全然言えないけれど、
それでも、「今」自分にできることはやったと思った。
もちろん、次にチャンスが来たら、今回と同じでは全然駄目だと思う。
でも、今回、この公演のためにチャレンジしてきたすべてのことが、
私にとって、本当に素晴らしいいろんなことをもたらしてくれたなって、
それだけは本当に思った。
この機会をくださって、そして、温かく支えてくださったみなさんに感謝したい!!
終わった後、「すばらしい!!(楽隊的には「さ~しー!」)」と何人かの方が声をかけて下さった。きっと「頑張ったねー!!!」という意味だと思うけど、嬉しかった。
これからもっといろいろチャレンジして、本当に素晴らしくなるように頑張ろう!って思った。
ようやく、1つ恐怖症から脱出できたと思った!!
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というわけで、今日の幼稚園公演(園児なんと600人!!)もだいぶ楽に吹けた。
子供にも結構アピールできたから、これもバレエ公演のおかげだなって思った!
プラス思考でガンガン進むぞぉ!!!
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