ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

楽器(メーカー、機種)と吹き方のタイプ

2019年09月20日 01時31分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

今日は実家の父が飲み会だってんで、母と2人で女子会のように夕飯食べに行きました(^^)なかなか楽しかったです!

ところで、


昨日、スターリングシルバーベルがなんの、ニューヨーク#7がなんの、自分の吹き方のタイプがどーのって、あれこれ考えました。

で、

ヤマハを使ってる生徒がいまして、その子が1.2番の運指のミと2.3番のミ♭辺りがハマらない、って言ってて、


ははーん。

その現象、私の中ではシルキー吹いてた時、ニューヨーク#7話吹き始めた時に感じたなー。

なんだかその運指辺りが上ずっちゃって、それを下げようとするとなんだかいろいろ息が入らないような、、、

あーん、吹きにくいー!!、、、みたいな。


でも、今もニューヨーク#7吹いてますけど、その音程の件はもう全然気になりません。

あと、ヤマハを吹いてる人の中におんなじようなことでやたらと抜き差し管を操作してる人と、逆にずーっとヤマハを使っててバックにした人の中に、2.3番の運指のミ♭の音色が急にビンテージの楽器みたいな音になる、って言ってた人も。

ふふーん。


それって多分、吹き方のタイプと楽器の相性の問題なんじゃないか?!と!!


私の今の見解ね!(今後またもっと違う考えになるかもしれないけど)


バックの普通の楽器は、少しばかりオーバーブロー傾向だとしても、楽器自体に抵抗があって、そのおかげで唇も開きすぎることなく、楽器がそこそこ良いバランスを作ってくれて、音程もいわゆる「ヤマハって音程良いよね!」って言う意味とは違う、響きが揃いやすい(ピッチは別にぴったりとは限らない)。マウスピースは唇にしっかり当てて吹いて大丈夫(^^)

シルキーは、エアをたっぷり入れることは構わないけれど、オーバーブローはダメ。唇が開いて音が鳴らなくなる。自分の体の方でその音に合った内圧を作って、カラダを広く、マウスピースはあまり押し付けずに自分の方で収束する感じで。

ヤマハはこの2つのあいだ辺りにある気がする。

なので、多少オーバーブロー気味でもまあまあいけるけど、少々野太くなって、ミなどの音程が少し上ずって鳴りにくい。上位機種の方がそう言う傾向がハッキリ出る気がする。シルキーによって行く感じなのか??


なので、ヤマハの上位機種を吹くなら、オーバーブロー傾向の場合はヤマハの良さ(音程が良くて、操作性が良い)ってのが薄れて、ミの音程辺りが上手く鳴らないところから始まって、そこを無理に鳴らす方向に行くと、そこから他の音のバランスが崩れる場合があるし、上の音が上ずって鳴りにくいぞーっ。

ファが浮きやすいってのも気をつけたい。なぜか頭の中のファが浮いてる場合が多いのよ。それはどの楽器も共通かなー??


というわけで、

生徒は楽器(ヤマハ)と吹き方のタイプが合ってないんだよな、と。
そしたら、生徒が自分の楽器を修理に出した時に、しばらくバックを吹いてて、やたらと吹きやすかったそーな。

そーでしょーよ!あなたは私の見立てでは!バックに向いてる吹き方だもの!!

だからバック吹いた時に楽チンだったわけだ。

それなら、ヤマハに向いてる吹き方にしたら良いんじゃないかい??

ってことで、その吹き方をちょいとおススメしてみた。

うんうん、100%できるわけじゃないけど、でもなんか良い方向性な感じがしました。

どっちが良いとか悪いとかの問題じゃないと思う。
それよりも、その自分が吹こうとしている楽器に向いてる吹き方をすれば、どちらだってそれそれとても良いのだー!!

そういう発見(^^)

いやーん、書きながら気絶してた、、、

なので、もう寝ましょう。今日もありがとうございましたー。

おやすみなさーい。

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2 コメント

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メーカーによる相性 (mic_horns)
2019-09-20 05:26:19
Bachの一般的な180MLは、高校時代から鬼門なんですよね(笑)
メインクルークに2本も支柱あって個人的に気持ち悪いし、楽器本体の持つ抵抗感が未だに好きになれない。
若い頃、プロ奏者放出の180ML37SPに☆が付いた軽量ベルを短期間持ってましたが、新大久保のDACにて中古のヤナギサワのテナーサックスと物々交換(当時の店長とは仲良かったので可能だった)して以降、食指が動かず。
今春、180ML37SPの美品中古の売買仲介した時も「同程度のBengeだったら欲しかったのに」程度で、格安で売ってしまいました。

随分昔にヤマハのエリックモデルを買ったけどオーバーブロー癖で泣く泣く手放したって話をネットで拾って、合点がいく。
当時、在籍していた吹奏楽団のTp全てがBachで、自分が使ってる楽器(軽くて楽器自体に抵抗感なし)を吹かせると高確率でオーバーブローでコントロール出来ない。
今は、メイン楽器をサックスにした関係で、Tpの殆どを整理して残ってるのは、キャロルブラスのZorroIIのみなんですが、ラウンドクルークに小さくて浅いマウスピースを合わせて軽く吹くスタイル。
ベストブラスの濱永さん(元ヤマハの技術者)の推奨する、楽器の抵抗は最低限にして必要な抵抗はマウスピースにって考えが一番シックリ来ます。
まぁ、Bachの響きは嫌いでは有りませんが、自分で吹くとストレス溜まって楽しくない(笑)
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Unknown (yukofujii_2008)
2019-09-20 21:42:56
mic_hornsさま、

コメント、ありがとうございます(^^)
人それぞれですからねー。抵抗のない楽器をうまく操れる人が羨ましいです。プーって感じで楽そうに吹く方が多くて、いーなー、と思います。
それに憧れて、シルキーやらヤマハの8310zやら使ってみましたけど、どこかバックのスターリングシルバーの吹奏感の心地よさ(私は好きな感じなのです)を重ねて、玉砕(笑)
その辺の感覚を日本語では分かってるつもりでも、カラダで体得してなかったってことですねー。
ようやくいろんな意味で理解が進んできました。
私は奏法にしても楽器にしてもどちらもあって、それぞれ良いと思っています。
どっちにもアジャスト出来たら一番楽しそうですよね!!
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