山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

師走も半ばをむかえて、、、

2024-12-10 17:18:22 | 日記

早いもので師走も半ばとなりました

 

 

 

先日の日曜日には我が家はこの様に雪に見舞われました

残り少ないモミジにも容赦なく積りました

この日寺では御檀家様の法要がありました

皆さま雪に驚いてノーマルタイやで滑ってやっとやっとで

登ってきました「下は雨だに!」とのことです

お昼に住職と「この温度差が夏にはありがたい」そして「寒ければ着ればよい」と

そうです最近は夏が長くて大変だけれども

雪かきを1回多くしても冬が寒い方が良いのです

 

 

御蔵の裏の方で何やら真っ赤に見えます

行ってみて驚きです「紅紫檀」にびっしりとみが付いて

遠目からでも真っ赤です

今年はうめもどきの実も少なくて

もうすっかり小鳥たちが食べてしまって

何もないのです

 

 

庫裏の入り口竹やぶに自生した「まゆみ」です

紅葉も美しいのですがこの実が何とも愛らしいのです

木は弓の原料だそうです

きっと柔らかいのでしょう

冷たい北風にさらされて覚悟を決めたかのように

北風の中でひたすら佇んでいるようにも見えます

 

52万5600分

この数は365日を分に換算すると

このようになるとのことです

短い様で長くもありますこの年を振り返っております

どなたにも平等に与えられましたこのじかんを

刻々と過ぎゆく時間を私はどういきてきたのでしょうか?と

残り少ないこの年改めて思っております

 

 

 

 

 

 

 

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師走になりました

2024-12-01 10:28:06 | 日記

先月28日午後外に出ますと雨に混じってちらちらと雪です

「もうそんな季節になったのだ!」とあためて実感です

 

 

そして市田柿の出荷がはじまったと新聞で見ました

心待ちにしておりますと翌日には届きました

今年は天候不順で市田柿の生産者は大変に苦労を

しているとのうわさを着ておりましたので驚きです

身体が不自由なうえにこの手のかかる市田柿を

このようにして届けて下さる方にひたすら感謝です

凡そ百年余の歴史を持ちますこの柿は今や国内ばかりではなくて

海外にも人気だそうです

先ず仏様にあげてから住職とゆっくりと味わって美味しく頂きました

 

 

寒々とした庭に干された大根です

このバックに見えます欅の二本が季節を物語っております

この木が黄葉してちらちらと風にまう寒い季節に

大根、源助株菜を漬けます

私はできることは少ないのですが、、

これから冬に向けての大事な行事や保存食です

 

家の前から見えます遠くの山々に松に混ざって

カラマツが綺麗に黄葉して夕日に映えて季節の終わりを感じさせてくれます

 

他の花々が枯れてゆくこの時期に

敢然と北風に立ち向かって咲く「さざんか」です

美しさはもとより健気さや凛とした花姿が好まれて

そのため花ことばも「理想の恋」「ひたsむきさ」「困難に打ち勝つ」とどれもぴったりです

 

 

「このみちぞ行く人なきの秋の暮れ」    松尾芭蕉

夏の盛りにはカラフルな車や野菜をいっぱいに積んだトラックが

盛んに行き来しておりました

今はしんと静まり返っております

今年は新年早々に大地震や大雨など沢山の自然災害に見舞われました

何事もなくて師走を迎えられます殊に先ずは感謝します

私はここを旅姿の芭蕉さんが杖をついて歩いておられるように思うのです

 

 

 

 

 

 

 

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南アルプス初冠雪

2024-11-22 17:13:21 | 日記

急に寒くなりました

昨日ふと外に出まして目の前の南アルプスに雪が見えて驚きです

 

 

夕焼け雲と相まって余計に美しく神秘的でもありました

過去3番目の遅い初冠雪だそうです

因みに昨年よりは十月十六日でした

嫌ですね年年温暖化がすすん、行くようで、、、

 

 

 

 

 

 

 

夏の暑さが厳しかった年のモミジは色付きがあざやかになるそうそうです

この美しいモミジはあの夏の厳しさ故と思えば納得です

森の中で静かにたたずむモミジは夏の厳しさを乗り越えた姿なのですね

晩秋の山中で静かに葉を落としながら大地に戻ろうとする木々、、、

 

遠くのイチョウの木バックにして今まさに散ろうとする

「べにまんさく」 です

その寂しさに耐えること全ては芽吹く日のために

必ず来る春が有るのです

四季折々の草木の移ろいに癒されて来ました

殊に秋は儚さ寂しさをを感じます

少しずつ寒さが増して着るものも一枚又一枚と増えてきました

皆さまインフルエンザなどに気を付けてい過ごし下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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裏を見せて表を見せて散るモミジ(良寛様)

2024-11-11 06:00:52 | 日記

この十日には富士山の初冠雪、我が家で強い初霜です

 

 

 

 

 

わが家でもようやくモミジの紅葉です

タイトルは私の大好きな良寛様の辞世の一句です

良寛様の晩年に生彩を添えた方に貞心尼様が有ります

良寛様七〇才貞心尼様三〇才

良寛様が七四歳で遷化される僅か四年ほどに

細やかな師弟の愛情が贈答歌として残されております

良寛様が病気の重い事を知って駆け付けた貞心尼様へ

何時何時と待ちにし人は来たりけり今合い見て何か思わん    良寛様

生き死にの境離れて住む身にも避けらぬ別れの有るぞ悲しき   貞心尼様

嘆く貞心尼様に対して

裏を見せ表を見せて散るモミジ    良寛様の句に対して

来るに似て帰るに似たり沖つ波   貞芯尼様と返歌されて、、、と

臨終に際して落ち葉やいし返す波にたとえています

私も裏を見て、、、の句は大好きでしたがこの句に返歌がある事は初めて知りました

 

美しい若い尼僧様からこのように慕われていてと一寸やきもち?を覚えます

時を越え時代を超えて愛される良寛様若いころは子供に慕われていて

その一生はいわばせせらぎの流れの様にも思い羨ましくも有ります

 

晩秋になりまして野山も庭も色付き鮮やかさを増してきました

 

 

 

満点星の紅葉がさらに鮮やかさを増してきました

赤々と燃える命に明日を知り

そうです今日美しくも明日はもう、、、、、?となるのです

初霜が有れば冬野菜がぐっと甘味が出て美味しくなるのです

雪が来る前に野沢菜や大根の収穫です

秋は涼しさとともに寂しさや忙しさも連れてきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋の陽射しに溶け込むように、、、

2024-10-31 09:36:28 | 日記

四季折々の草木の輝きは人々の心を癒し命の大切さを教えてくれます

 

 

 

山門前の満天星が今年も見事に紅葉しました

夏の暑い日に住職が綺麗に刈り込んだのです

このようにしておきますと

春の花の盛りも紅葉もなかなか見事です

 

 

 

 

野菊の中でも菊の源種とも言われます「りゅうのうきく」 です

細かくて白い花は可憐な風情をただよわせて咲きます

山門の下の聖観音様の足元から石段を3段ほど登ってきました

「逞しいですね何も土にない石のうえに、、、」

殊に秋の野に咲く山野草は可憐で逞しいです

又山つつじとともにお互いに競うようにして咲いています

「茲のリュウノウキクが好き!」と人気が有ります

 

幾枚かの葉を残しながら

そっとささやか咲きます「ベニマンサク」です

晩秋の黄昏時のひっそりとした佇まいの中ででさいて

何処となく寂しさが漂うようなかすかな花なのです

 

 

山門の下に「げんのしょうこ」がこれまたひっそりと可愛く紅葉です

いわゆる「くさもみじ」ですね

ほんの一刻ですが確かに美しいと思います

殊に秋の草木は色が変わり枯れてゆく姿が

日本ならではのわび、寂、そして儚さといった余情を感じさせくれます

 

 

朝夕に俄かに肌寒さを感じるようになりまた

日中の日差しも弱まり間もなくやってくる冬を予感させられます

私たちは春には花見、秋には紅葉狩りと

自然を愛でる心と季節を移ろい楽しんできました

この夏が余りにながかったせいか?さくらの紅葉は ないままでで早くも散ってしまいました

モミジはまだまだですがもう少しすれば、、、、と待ち望んでいます

或る朝目覚めましたら家の前の南アルプスが真っ白に!なんてことになるやも。。。。

 

 

 

 

 

 

 

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