空の色、鰯雲、吹き抜ける風、光の柔らかさ、
そして何よりも野山に咲いている花に、秋の深まりを感じます。
この夏の暑さ、渇きと戦い抜いた花々も花期を終え、来年に子孫を託し、枯れ行く物、
最後の力を振り絞って、返り咲く物、
そして今まさにこれからと咲き誇るもの、さまざまです。
来年又ここに咲くものと信じているけど
「もう、こんなに暑くてはたまらないわ」って言っている花の声も聞こえるような気がします。
暗いニュースの多いこのごろ、我が身はともかくも、子供たちにとって、平和で穏やかな日々が続きますようにと
願いつつ、花期を終えた花の片付けをしています。
おおせんなり、 釣り鐘にんじん、 ほととぎす です。