山また山に住んでいます私は
広い海にのんびりと旅をしたいと思っていましたが
なかなかその機会がありませんでした
やっと仲間の都合等がうまくまとまって
富山湾に面した
氷見にやってきました
立山のふもとからのぼる朝日です
一寸雲がかかってしまって残念です
ここは 海の幸のみならず
この近くの高岡市には万葉代表歌人の
大伴家持が千年も前に5年間ほど国守として住んでいたとのことでして
この道などはきっと素晴らしい景色で何度も行き来したことでしょう・・・
などと思いをはせながら
高岡市万葉博物館に到着しました
これはその当時の貴族の衣装だそうです
なんと美しい優雅な衣装でしょう
ごく一部の方しか着られなかったかも知れませんが
現代でもこんなオシャレはとてもかないませんよね
もののふの 八十をとめらが汲みまがふ
寺井の上のかたかご{かたくり}の花 大伴家持
たまとほりきぬ 君を思ひて 行きめぐり
オミナエシの咲きらる野辺を
そして帆を張れば船の貴婦人とも言われる船も
まじかに見て参りました
船長室等は もうホテルなみとのことでした
気楽にゆっくりと させていただきましたが
私自身が 足が不自由な為仲間の皆様に
大変お世話になる事になってしまいました
誰言うともなく{介護をしているうちがはなだに・・}
って本当にその通りです
人間の一生とはこんなものかもしれませんよんね
とにかくここまで来られたことに先ずは感謝・感謝です