山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

立春の日に

2016-02-05 09:55:47 | 日記


立春の朝新聞で小梅の開花の美しい写真が載っていました
早速我が家の梅畑に行ってみますと
まだ蕾は固く標高差を感じました
澄んだ朝の空気に包まれて真っ青な冬の空に
のびのびと両手を伸ばしたような小梅の姿には
美しくて心が動かされるものがあります
この小梅はやがてパリパリ漬けとなって
毎朝の食卓には欠かせません
又我が家では出掛ける時は必ず梅と御茶を飲んでから・・・・
と決められていました
若いころはばかげた事と思っていましたが
年を重ねるにしたがって
「なるほど・・・」と
感じるようになりました
この酸っぱさ気持ちをしゃんとさせてくれます
先人たちの考えは素晴らしい 
一日を無事に終えることは何より大切なこと
それは恙無く自分の役目をはたして
次の代へつないでゆくという 
とても大切な事を一粒の梅に託してに教えてくれています
今は亡き義母からの大切な教えで私は今もって実行しています



さまざまな環境の中でも
自然は確実に 春に向かっています
先日の大雪ですっぽりと埋まっていたお観音様も
お顔をだして辺りを見回し「変わりない事は平和の証」と おっしゃっておいでです
今の時代 何が起きるかわかりません
一見何もない変わり映えのしない退屈に思える日々は平和の証 何よりの事です



水かさをました小川には今朝の寒さでつららが下がっています
春の小川はらさら行くよと言うにはちょっと早すぎますが・・・





コメント (3)
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