早くも十一月 一日ごとに日が短くなって
気温も低下して
ほんのちょっと前までは日中は汗ばんだのに
秋はどこにいったの、、、、、?と
思ってしまいます
新しい鐘楼の付近のもみじが綺麗になってきました
もみじは紅葉する樹木の中では一番美しいと思います
又はらはらと散るさまも美しくて
「裏表見せて散る行くもみじかな」 と
良寛様も詩っています
誠に良いところばかりを見せていきたいのですが
晩年ともならば裏も見せなければいけないのでしょう
そうなりたくないと思っておりますが
今からこの体では、、、と考えております
真っ赤な可愛い小花をびっしりと付けた「べにまんさく」 です
小さいながらも沢山の花でちょっと離れてみれば木全体が赤く見えるのです
このように咲いて昆虫達を誘ってリるのでしょう
植物の生きる智恵を感じます
春の芽ふきは小さなハート型の可愛い葉です
葉の紅葉も又なかなか美しくて名前の由来でしょう
「いちょうの」葉も黄葉です
いちょうは虫が付きにくくて火災の強いから街路樹として多く植えられたそうです
我が家はギンナンがほしくて六本ほど植えました
家の前の畑で一斉に黄葉すれば家の周りが明るくなります
この実は独特なにおいですがこの種を収穫して
冬の楽しみな食糧でもあります
金色(こんじき)の小さき鳥の形して銀杏散るなる夕日が丘に 与謝野晶子
誠に北風でも吹けばいっせに小鳥が飛び立つようです
前ページで紹介しました「つめれんげ」 です
今になりますと細かい白い花をびっしりと付けて
そこにはあまいみつがたくさんにあるのでしよう
いつも二~三匹の蝶がとまっています
もう花も少ない中で昆虫も草木も子孫を名越さなくてはなりませんね
調べましたらサラダとし生でたべられるとか、、、
こんな時期に大切な昆虫の食料を奪わなくても、、、、ですね
南アルプスの雪景色がぐんと下がってきました
落ち葉が風に舞う頃になりました
目に見えます地上の草木は冬枯れてはいましても
地中では再生の季節に向けて草木が
ゆっくりとした歩みを進めていることでしょう
私達は常にこの身の周りの景色は不変であると信じていますが、、、、、
この夏のオリンピックには様々な工夫があって
今になってあらためておどろき感心です
あの時授与された金メダル5,000個がすべて
リサイクルだったそうです
我が家でも携帯電話機の不要なものを役場に提出いたしました
皆様もきっと出されたと思いますが
あの燦然と胸に輝く金メダルがもしかしたらわたしたちの
携帯からとおもえば
資源の無い我が国だからこそ
リサイクル技術が発展したのでしょう
折しも cop26の会議に出かけられる首相に
若者が「私達の未来と生物を守って」 と
直訴したそうです
そのまま首相には渡らなかったけれども
側近の方が受け取ったそうです
未来を担う若者の切実な願いは
私達も心が引き締まる思いです