セミにトンボ、黒アゲハチョウが・・・。湯布院の近隣湖は昆虫の宝庫。息を止めて、一歩一歩近づく。いくら眺めていても飽きることのない自然の憧憬。こうして静止しているときは一体何を考えてい
るんでしょうね。
昨日、九州でもらってきた板を加工してもらうためにヤマダ工芸へ行く途中、近道をしようと山道を走ったら工事中の立て札。ガードマンの指示で違う山道を走っているうちに行き止まりに・・・。勾配３０度の山道でバックもままならず。遂に脱輪。風が吹けば谷に落ちるのでは？遂にＪＡＦに電話をするが所在を聞かれてもチンプンカンプン。やっと来てもらえたが、作業は想うように捗らず、２時間後に終了。ＪＡＦに加入していたおかげで命拾い。親切に対応して下さった田畑雅敏さんに感謝感謝。旅の疲れよりこの疲れでグッタリ。
「このネコ、ネズミを捕ってこいと言ったら捕ってくるのよ」とお母さんが言ったら、これこの通りネズミを捕獲。捕らえる瞬間の撮影に成功。この後はこのネズミをおもちゃのようにしてもてあそび、いずこへ・・・。
一輪車でちょっと畑へ。必要な都度穫りに行くのできゅうりなんか瓜みたい。お茶受けに出てきた漬け物は何と１０種類。みんな無農薬で堆肥オンリーの健康野菜。畑や田んぼの広さ？山の上から説明しないと口で言っても分からないくらい。
平日というのに観光客が一杯。ふと見ると、一杯２５０円のコーヒー店っを発見。ちめたいちめたい地下水を何回もお代わりして・・・。出てきたのが湯飲みじゃ椀に入れられたホットコーヒー。アテにナンキンで作られたポテトウを注文。田舎らしいついでに、こんな看板を発見。往年の祐ちゃんの映画の看板。タイムスリップしたみたい。
庭にはいろんな昆虫が一杯います。このアマガエル、大きさは１．５㎝ぐらいの子アマガエル。青い葉っぱの上ではきれいな若葉色をしていますが、撮影用にいじくり回されていたら、だんだん岩の色に変化してきて・・・・。富山の雷鳥を想い出します。
このあたりは２０メートルも掘れば温泉が涌き出ます。庭に作られた露天風呂。こんな贅沢な気分は久しぶり。道中、私の絵が飾られている宿を訪問したら、無料で温泉にご招待してもらいました。
