本を読んでいたら「ふらここ」という言葉が・・。「ふらここ」について調べてみたら「ぶらんこ」のことだったんです。
別名は「鞦韆(しゅうせん)」ともいい、古くは「ゆさわり(由佐波利)」と呼ばれていました。中国北方蛮族の遊具だった「しゅうせん」を取り入れ、春節に晴れ着を着た男女が乗って漕ぐ行事にしたようです。
唐の時代には、後宮の女性達が、華やかな衣装を翻して戯れたといいます。美しく着飾った女性が「ふらここ」で揺れる姿に恋に落ちた男性もいたのでしょうね。中国古代の行事でも、「ふらここ」は恋の気分がたなびいているような春の言葉になっています。