( 千代酒造 奈良県御所市 )
■2015/4/26(日)
▼珍しく土・日続きの好天の下、 午前9時10分 葛城山を望む

春爛漫を思わせる 雲一つない好天の下 奈良県御所市・葛城山の麓にある酒蔵
「篠峯」ブランドで近年人気・知名度が高まっている千代酒造の
「春の利き酒会」に 昨年に続き参加。
午前9時 近鉄御所駅からのんびり歩いて15分ほどの道のり
▼櫛羅地区 葛城山登山口から御所駅に下って来るバスとすれ違った。

▼青い標識板のところを右に曲がると酒蔵が姿を見せる。
全国新酒鑑評会9年連続金賞受賞の実力蔵

▼昔は参加無料だったが、現在は有料でもチケットが即完売するほど
「篠峯」の人気と実力の現れと言えるだろう。

▼「千代酒造」の玄関口

先日記載した「風の森」油長酒造と共に奈良県御所市の酒蔵
大阪の飲食店・奈良のレストランなどに置かれ
関西での人気・知名度の高い「篠峯」
今年も私は、エポックさんの紹介でチケットを購入し、参加。

▼受付横では「篠峯」グッズや奈良漬けなども販売されていた。

▼精米機の置いてある部屋に向かえば、既にスタートしている模様 既に熱気を感じた。

▼蔵見学希望者へ事前説明しているところ

私は、2度蔵見学をしているので、これはパスし、きき酒に廻った。
今年は、無料試飲39酒と有料試飲6酒の計45酒が、
2会場にわたって円形の台に並べられていた。
▼みなさん、真剣に飲み比べ チェック。

▼おみかけしたことがある人もいた。

▼燗酒コーナー にも顔出し

マスクしている女性は、ウラなんばの酒蔵直営店「櫛羅(くじら)」で働いている のりちゃん
「最近のウラなんばの過熱ぶりは、更に人が多く凄くなっている」のだそうだ。
私は、40度に加熱したぬる燗(雄町)を美味しく頂いた。
今回私は呑み方を変えてみた。
従来は、並べてある順番にきき酒していたが、
これだとどうしても差がわかりづらいと過去2回の反省をもとに
作戦変更。山田錦を軸に必ず 酒米を変えて呑み比べしていくことにした。
①山田錦→②雄山錦→③山田錦→④雄町→⑤山田錦→⑥八反→⑦山田錦→⑧愛山→ ・・・
こういった感じで呑んでいくと 結構 酒米さのものの味の輪郭がつかみやすいと感じた。

座ってきき酒して、リストを見返しているところに 和服姿で来られていた男性が私に近づいて来て
「どのお酒が一番美味しかったですか? 参考までに聞かせてください」と言われたので
「今のところ29番が良かったですね」と応えるとその男性
手にしたリストを私に差し出して 「実は私も」と
29にぐりぐり二重丸が書かれていて
この合致に二人思わず「おー!」と言って握手

(実は、その後に飲んだNO.19 ろくまるも最高に美味しく見れば これも酒米は八反)
広島で、八反系の酒を好んで飲んできた私が、広島の八反の酒以上に美味しいと評価するほど
この酒米が実にはまっていると感じた。
後半本日撮影に使ったカメラを無くし探して回るというおまけ付きだったが、
忘れ物として受付に届けられていて一安心
あっという間の2時間半
(新幹線なら 新大阪から丁度東京駅に着いている時間)
つつじの花が香り始めた葛城山麓で日本酒で春を感じた一日 とても酔かった。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)