(大阪市西田辺・ 旬の酒場「さむらい」)
■2012/6/22(金)
週末金曜日は、 「美味しい日本酒を飲みたい」 というUさんを誘って
先日このブログにも紹介した「さむらい」の扉を開いた。
テーブル席は、予約も含め満席で賑わっていた。
私とUさんは、カウンターの空いてる席へ
私だとわかるなり奥から宮本君が会釈、店主(マスター)の吉田さん からも
「うちの店をブログに取り上げて書いてもらったのは、初めてです。ありがとうございました。」
と御礼を言われた。
今日は、大勢のお客さんに対し、
竣ちゃんと 康子ちゃんを加えて計4人体制で切り盛りしていた。
次の「西田辺まちバル」に参加すれば、この店はかなりの人気店になる要素を持っている。
と前回も触れた。もちろん そういう根拠のひとつは、置いている日本酒がいいことだ。
日本酒次第では、長居の「ちょび」といい勝負できる店になれるかもしれない。
できれば、常時6~7銘柄からセレクトできるようになると嬉しいが、
その為にも、地道に美味しい日本酒のファンを作っていくことが必要だろう。
例えば、その週のおすすめの日本酒を1銘柄指定し、1グラス150円ほど安くして
多くの人と日本酒との接点を増やすなど・・・考えれば手はいくつでもあるのではないだろうか。
今日は、まず「瀧澤」 から 真田幸村の故郷、信州(長野)上田の酒だ。
IWCでメダルをとっただけあって 爽やかさと旨味を感じる。
Uさんも その美味しさに 感激していた。
そして 次が 「磯自慢」本醸造
本醸造と書いているけど そのラベルの裏を見て驚愕した。
山田錦がかなり磨き見込まれ精米率からすれば、吟醸酒に匹敵
そして 東条産・特A地区 特等山田錦100%使用
これは、私の好きな「義侠」と同じ地区の原料だ。
酒米の王様 山田錦も実のところピンキリだ。
これを例えるならダイヤモンドに最高レベルとくずダイヤがあるのと同じ、
「最高の酒米で、最高の日本酒を造る。」
義侠の山田社長の揺るぎないコンセプトは、いつ思い返しても鮮烈だ。
この「磯自慢」本醸造のラベルからも 同様のスピリットが伝わってくるものがあった。
今回の酒は、限定酒。角がとれたような飲みやすさ。 深い味わいを残しながら流れていく美味い酒
静岡の銘酒「磯自慢」 日本酒通の中で常に人気上位に君臨しているのは、伊達では無かった。
この店のアテはどれも美味しくて、バルに参加したら人気の一店になるに違いない。
Uさんも アテと日本酒に満足し、店を出るとき 店主(マスター)の吉田さんからは
「日本酒勉強して美味しいの入れますんで、宜しくお願いします。」と言われた。
折角、いい酒を酒屋さんからセレクトしてもらっているので、この流れを大事に
してもらって、次回秋の「西田辺まちバル」が近づく頃には、この私のブログに
「寅おすすめの店」の上位になってくれているとこれほど嬉しいことはない。
美味しい、楽しい、嬉しい、美酒求心。
(寅)