一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

歓迎の一献、「常きげん」で迎えてくれた八月最後の夜。   8/31

2011年08月31日 21時51分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「常きげん」  大阪市長居「hana」) 2011/8/31  18:30

■2011/8/31(水) 晴のち曇

「めちゃ ひさしぶりと違います?」 私が店に入るとマスターの田村さんのこの挨拶から始まった。 「3ケ月ぶりくらいですかね?」と続けてマスターに聞かれたが、いつ以来だろ?  ( 実は、このブログを遡ってみて6月17日以来だとさきほどわかった。)

「8月の間に顔出しとかないと忘れられるからね・・・」と私。 「そんなことないですわ~」と笑いながらマスター

そしてすぐに「あっ そうそう もらった日本酒があるんですけど・・・ どうです?」と冷蔵庫から未開封の四合瓶が私の前に置かれた。 酒は、加賀の酒「常きげん」の大吟醸。  「お~ 常きげんの大吟40%磨き。 ここの杜氏 農口さんは名杜氏として有名なんだ。」と悦に入る私。

とても飲みいい やはり大吟はうまいね~

そんな上等な酒を1グラスサービスしてくれた。  ここのマスターは、私が行くと必ず何かサービスしてくれる。 きっと私が、昨年12月オープンした当日の客であること。 そして今年(2011年)の最初の客であることと無関係ではないかもしれない。 私が、複数回足を運ぶ店で、すたれた店は一軒もないのだから。

「それにしても八月も今日で終わり、早いっすわ~」というマスターのせりふには、実感がこもっていた。 あと3ケ月と20日で1周年。

ひげを剃ったリッキーも若返っていたし、お店も順調みたいだし、マスターも相変わらず感じいいし、今月最後に口にした日本酒が「常きげん」とは、まさに今夜にお似合いの酒だった。

(寅)

 

 

 

 


篠峯ろくまる「秋あがり」 最初の一本目を手にして気持ち良し! 8/30

2011年08月30日 21時12分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 篠峯ろくまる「秋あがり」   エポックかつらぎ店) 2011/8/30

■2011/8/30(火) 晴 暑

もうひとつ気づいた変化。( 先日、蝉の声が急に小さく遠くなったと書いた。) あっというまに日が短くなったことだ。

今までなら駅に着いても葛城山の背後は、ほんのり茜色だった。 でも近頃はすっかり暗い。 場合によっては、私の大好きな三日月が葛城山の横で睨みを利かせている夜もある。 そう考えてみれば、秋は着実に近づいてきていることがわかる。

暗い中、家まで戻る中間にある酒販店「エポックかつらぎ」の明かりに誘われ立ち寄った。 

あさってから九月だが、九月の封切りに合う酒でもあれば・・・と思い、例のごとく日本酒棚を左から右に確認していると 久保さんがやってきて「 今日 ひやおろしがはいってきました。」 と奥にあった箱を開けて「ひやおろし」と「秋あがり」の瓶を取り出して見せてくれた。 

いや~ ともに篠峯の「雄町」  この雄町八反と並んで私の好きな酒米だ。

正式には、あさってから売り出すお酒のようだが、私は即、篠峯ろくまる「秋あがり」をもらうことにした。 

備前雄町を60%まで精米した「ろくまる」は、春先にこのブログにも載せたが、その美味しかった酒が、ひと夏越してどんな味になっているか、とても楽しみだ。

最初の一本目というのも気持ちがいい。 春先に東川酒店で「風の森」の雄町を買った時も最初の一本目ですよ、と言われたが、どうも私は「雄町」と相性がいいようで、「おまち!」とお預けをくらったことがない。

気分はすごろくで言う一気に「あがり」気分だ。 小さい秋ならぬ小さい楽しみ見~つけたといきたい。九月突入はもうすぐ。

(寅)

 


振り返れば、夏の名残りの葛城山  8/29

2011年08月29日 21時38分10秒 | 風の噂の「お天気たち」

(  奈良県葛城山 )  朝の葛城山

■2011/8/29(月) 晴

「今年の稲の生育は良さそうだ、 少なくても去年よりは。」と素人の私でも感じた朝だった。

朝の通勤時、朝露が葉の先でキラキラ光り、遠目には穂の部分は、ほんのり黄身がかってきた。 昨年の今頃の写真を見返すと、明らかに今年の稲のほうが、背が高い。 たぶん今年の奈良県産米は、このまま行けば豊作だ。

奈良県産「ひのひかり」は、関西地区で唯一特A評価をもらった食米。 上位1/5以内の評価は、日本酒で言えば金賞受賞に匹敵する。きっと寒暖の差の大きい立地が、美味しいコメを作るのに適しているのではなかろうかと解釈している。

麓で育っている稲を見守るかのように斜め後ろにそびえるのが、葛城山。 わが家近くからは、山頂のロープウェー乗り場が(写真)こんな感じで見える。 

春のつつじ、秋のすすきのシーンは、NHK関西版天気予報にも必ず登場する。

八月も残すところ三日を切った朝。 丁度今頃は、夏の名残り を漂わす横顔といった感じだろうか。 

(寅)

 

 

 

 

 


「ほうらんや」(橿原市)大和の地酒メニューの一部をご紹介  8/28

2011年08月28日 19時03分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 橿原市「ほうらんや」 ) 2011/8/28

ずら~りと並んだ焼酎・日本酒の瓶 以前に比べると焼酎に押されている感じがするな~

寒くなったら つくね鍋をつつきながら 大和の地酒(日本酒)を堪能してみるのも悪くないと思うか゜。

▼参考まで 「ほうらんや」<大和の地酒>メニューの一部を下記の通りご紹介 
・大倉  辛口純米 直汲み本生
しぼり機より直に瓶詰。キリッとした酸味とのど越しはシャープな辛口。
・風の森  純米しぼり華
今最も注目されている奈良の地酒。フレッシュな香りとまろやかな旨味が広がります。

・百楽門  純米大吟醸
料理との相性も良くフルーティーな香味と軽快な口当たり。

・花巴  万絃葉  純米 うすにごり生原酒
活き活きした酸があり米の旨味がやさしく広がるお酒。鍋によく合います。

・金鼓  山廃仕込み
昔ながらの山廃仕込みで丁寧に醸しました。燗にするとふくよかなコクを楽しめます。

・篠峯  大吟醸 山田錦
フルーティーでみずみずしい香りでキレも良く軽やかな口当たりです。

・山鶴  純米吟醸 段違い辛口
日本酒度が+17度。
含むとキリッとした旨味がある切れ味鋭いお酒。

・梅の宿  アンフィルタード 純米吟醸 生酒
フィルターを通さない無ろ過なので、マイルドな口当たりと活き活きとした旨味とコクが絶妙です。

上記は一部です。バリエーション豊富に30種類以上あります。 とのことだ。

ひと夏越して、この秋から日本酒は、一段と美味しくなる。 是非一献検討してみては。

(寅)


残暑厳しき昼、「ほうらんや」で里山弁当   8/28

2011年08月28日 18時28分00秒 | 『食』べる門には福来たる

( 里山弁当 橿原市「ほうらんや」) 2011/8/28

■2011/8/28(日) 晴 暑

昼前、家を出ると厳しい日差しの向こうに入道雲が見えた。 「暑いな~ 」

変化らしいものを探してみると「蝉の声が、一週間前に比べかなり小さく、遠ざかった」ということだろうか。でも信号待ちするだけでもクラクラしそうなほど残暑が厳しい。

今日の昼は、以前にも一度紹介した橿原市の里山レストラン「ほうらんや」で昼食にした。

見渡すと季節限定の「夏の彩りカツ膳」を食べている人が多かったが、前回、大和牛・ポークのハンバーグだっので、今回は敢えて肉は遠慮。 今回は前回今一歩のところで売り切れ・食べ損ねた「里山弁当」にした。

里山だから素朴素材を菜調理。丸い木おけにのせられた小皿のどれもが、上品で丁寧に作られているのがわかる。  昼頃には、かなりの人でいっぱいになるこのレストランは、すっかり地元に定着したようだ。

残念ながら 昼からお酒とはいかないが、17:00~ディナータイムには、奈良県の酒蔵のかなりのお酒を味わうこともできる。

次回は、秋風が吹き始める頃のディナータイムに是非チャレンジしたい、 と地元清酒蔵の米焼酎と共に並んだ日本酒の酒瓶を眺めながら食後の満足感とともに店を後にした。

(寅)


イタトマには遠く及ばないが、ビールのアテに丁度良かった。 8/27

2011年08月28日 00時05分05秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( スパゲティ  自宅にて)

■2011/8/27(土) 晴のち雨 

昼までに気温33℃近くをマークし暑い一日になるか!? と思い・・・

それならば じたばたせず 昼からビールしよう!! と決めた。

アテは缶詰と・・先日、イタトマで食べた余韻から自分で作ってみた赤麺料理。

まぁ所詮 素人、ビールのアテに丁度良かった。

食べ終えてしばらくすると 空が曇りはじめ 激しい雷雨となった。

遠く東の空は晴れているみたいだけど・・・

残念、折角の週末なのに今夜の甲子園は中止になった。

追撃ムードに水をさされるとはこのことだ。

(寅)

 


王寺での麺食いは、イタトマjrにて 8/25

2011年08月27日 07時32分10秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 南イタリアの恵みトマトソース  奈良県王寺「イタリアントマトjr」)

■2011/8/25(木)

王寺「KIBUN」へ飲みに入る前にJR王寺駅前の「イタトマjr」 で麺食いにした。 

「イタトマ」には何故か親しみがわく。 昔と大きく変わっていない雰囲気がいい。

昔 店に入ったシーンを思い出すにつけ、変わってきたのは、自分の方だというのがわかる。

店内を見渡すと、女性が多く、ほとんどの人が食べていたのが、「南イタリアの恵み トマトソース」

なるほど これでサンキュー価格(390円)だから、リーズナブルだよな~と思い、私もこれを注文。

「今晩の麺食いは、お酒を飲む前から赤麺してしまいそうだな~」 

(寅)

 


印象に残った特別本醸造 『醴泉(れいせん)』     8/25

2011年08月26日 23時35分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 醴泉(れいせん) 特別本醸造 山田錦    奈良・王寺「KIBUN」)

■2011/8/25(木)

KIBUNで印象に残った酒は、珍しく純米酒ではなかった。 岐阜の『醴泉(れいせん)』という  山田錦で作った特別本醸造は、切れと旨味を併せ持った酒だった。

これを 「れいせん」と読める人は、そう多くはないだろう。 所在地が養老町というだけあって れいせんとは、不老長寿の酒伝説を併せ持つようだ。

私などは、養老と聞けば、「あぁ あの赤電車の養老鉄道の~」 とローカル鉄道を一番に思い浮かべてしまったが、こんな美味い酒造りをしている蔵があるのなら 一度養老鉄道に乗ってこの町に足を伸ばし 蔵を訪ねてみたいと思った。

(寅)

 


王寺ナイトは貴女が来てくれてこそ   8/25

2011年08月26日 02時20分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( イタリアントマト王寺店 )

■2011/8/25(木) 曇時々晴

今夜、お酒を飲みながら I君が私に「ブログでフォローしておいてくださいね」としきりに言っていた。 何のことかと思えば・・・

前回の王寺ナイトを記載したこのブログを読んだYさんから「あの夜の私は、後で楽しむ為の付け足しだったのね」と 言われて返答に困ったのだそうだ。 まぁ、ブログではその後の日本酒との出会いばかりを楽しそうに書いてしまったから そう言われても仕方ないが・・・

でもあの夜一番嬉しかったのは、朝まで「絶対行くなんて無理」と言っていたところを時間をやりくりして来てくれたこと。 現れた瞬間が一番印象に残っている。

ブログに記載が少ないというのは、意図的(=わざと)。 結構いろんな人が読んでるし、プライバシーを気にして敢えて細々と書くことを避けた というのが、私の偽ざる答え。

付け足しなんて発想は自分にはなかったけれど、そう感じさせてしまったのなら失礼を深謝したい。ということでYさん、秋風が吹き始めたら木枯らし吹く頃までには また王寺ナイトしよう! 

次は甘いケーキとホットコーヒーで。 

(寅)

 

 

 


王寺でも是非やってほしい!  11代目を呼んでの「義侠」ナイト 8/25

2011年08月26日 01時58分52秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「義侠」五百万石  奈良県王寺「KIBUN」)

■2011/8/25(木)

KIBUNのお兄さんが私に尋ねた。「長龍」さんから「稲の国の・・」と言う酒を置いて欲しいと言われてるんですがどう思われます? と 私は、個人的には「長龍」を置くのだったら「大倉」の方がおもしろいと思いますよ。とまた余計なことを言ってしまった。  しょうがないな~ 悪い癖だ。

さて「義侠」五百万石をグラスに注ぎながらお母さんが言った。 「あれ~、びっくり これほど琥珀色をしている日本酒見たことないわ」

「義侠」のコンセプトは、お米の美味しさをいかに酒に伝えるか だったな。 山田社長の言葉を借りれば。

「東条で米に惚れ、富山なんとでは人に惚れ」そんな名言も懐かしい。 富山なんと農協産「五百万石」の酒は、蔵の閑散期を利用して 遊ばせといてももったいないので、作る酒なんだと蔵見学の時に教えてくれた。

でも「義侠」本来の美味しさは、やはり東条A地区栽培 山田錦で作った酒だとも思った。 いずれこの店に義侠の11代目息子さんが、(山田錦で作ったお酒を引っさげて)やって来るかもしれないとKIBUNのお兄さんは言った。 

名古屋めしの濃い味覚に負けない 山田錦の深い味わいを伝える「義侠」  

是非ともやってほしい「義侠」を楽しむ会 at王寺  名古屋で味わった夢よもう一度。 これが奈良県王寺なのだから実現すれば何とも嬉しい。  やる時は、私も呼んでくださいな~

(寅)


「瀧自慢」神の穂 夏吟醸   at王寺NIGHT 8/25

2011年08月26日 00時09分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「瀧自慢」神の穂  奈良県王寺「KIBUN」)

■2011/8/25(木)

JR王寺経由で帰ることにした。JR王寺駅で降り駅前の「KIBUN」に寄った。店に入るなり私の顔を見てお兄さんから「今夜は『義侠』、入ってますから」と言われた。 あれ、覚えられてるんだ。と思った。

2週間ぶりの王寺ナイト。 1時間遅れで I君がやってきた。 地下鉄の事故で、遅れたのだそうだ。 

今晩、私が最初に頼んだ酒は、三重県名張の「瀧自慢」夏吟醸。 「瀧自慢の夏吟はそれで最後ですから~」と言われた。

残念ながらお目当ての 「御湖鶴」も 「浅間山」も既に無くなっていた。 「「ひと夏の恋」は、もう一本仕入れることができましたから」とお兄さんに言われたが、ひと夏だから価値があるもので、何度も飲むのはよそうと遠慮した。

さて「瀧自慢」は、三重県の赤目四十八滝を下ったところに酒蔵がある。 中に入ったことはないが、何度か蔵の横を通り過ぎたことがある。 結構評価の高い蔵で、何度か蔵見学にも誘われたことがある。

名張~伊賀のあたりは大好き。 そして「神の穂」は、伊賀地方の酒米のニューフェース。 福岡の「夢一献」あたりと肩を並べる。

でも申し訳ないけど 個人的に三重県で一番好きな酒は、やはり青山の「義左衛門」だな。 好みだけは、理屈じゃないなと思ってしまうのは、日本酒ならではである。 これってもしかして酒自慢!?

(寅)

 


名残惜しい そして 名残美味しい! のが「夏酒」さ   8/24

2011年08月24日 21時40分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 雑誌の中の「夏酒」 )

■2011/8/24(水)

結構24日という日に私は気持ちが反応してしまう。 あと4ケ月後は、クリスマスイブ。 今日の30℃を超す気温の日に「クリスマスイブ」まで思いがワープするのも私らしいと言えば私らしいが。「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」が120日後だから季節の移ろいは、動き出すと早い。

そう遠くないないところにクリスマスの季節が見えてくる。あと山をふたつ越せばクリスマスの村にたどり着く、みたいな気分になれるのが嬉しい。 そのころは、私はスパークリングワインなどではなく、おでんで燗酒をやっているに違いない。 いや案外、ピザで燗酒かも。

その夜の燗酒の銘柄は果たして何か? は、自分でも予想つかないが、希望としては関西では無名だが知る人ぞ知る「旭菊」が嬉しい。 もしかすると東北の酒か?   或いは、「穀良都」 はたまた灘の「黒松剣菱」かもしれない。 

以前も書いたが、「旭菊」は私が10指に加えたひとつだ。  「仙禽」 「義侠」 「旭菊」 なんて並べて言うと「マニアックこのうえない」と言われるが、決してそんなことはない。 それにしてもあとの7本が埋まらない。 あまりに美味しい酒がありすぎて・・  まあ急ぐことはないか・・・ 

夏真っ盛りも夏の名残りも 傍らには冷えた夏酒がいい。 来年の夏は果たしてどんな夏酒が登場するだろうか?  早くも楽しみになってきた

(寅)

 


七年越しのラブコールの味やいかに・・・  「大倉」備前朝日  8/23

2011年08月23日 21時58分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「大倉」備前朝日 山廃特別純米) 2011/8/23

■2011/8/23(火) 曇

会社帰りに「エポック」かつらぎ店に寄った。  というか毎朝・晩ここの店の前を通って通勤しているわけだから、お店が開いている時は極力覗いて美味しそうな日本酒が入ってないかチェックしているわけだが。

今夜の注目は、香芝市「大倉本家」の酒『大倉』  以前ドイツワイン試飲会の時に「近々、大倉さんと直取引ができそうですわ。」とここの部長が私に教えてくれたが、あれから数か月、ようやく「大倉」銘柄が店に入ってくることになったことがわかった。

その直取引最初の酒が、この「大倉」備前朝日60%精米 無濾過生原 中取り 山廃特別純米  冷蔵ストッカーに冷やされていた。

その値札の横には「『七年越しのラブコール』が実現しました。」 みたいなセリフが書き添えてあった。 私はそのコメントに絆(ほだ)されて早速買って帰り、七年越しのラブコールの味を味わってみた。

一言で言うと「味がのっていて且つ飲みやすい酒という印象。 欲を言えばもうワンパンチ欲しい気もしないではないが・・・ かなりの支持を集めそうな出来でもある。」

この蔵は、山廃仕込みにこだわった蔵。 大阪当たりでは、最近売出し中の銘柄で、3年間閉じた蔵を若い息子さんが帰ってきて復活させた蔵でもある。 広島・西条の金光酒造「賀茂金秀」なんかと似ている。  「賀茂金秀」も若い息子が戻ってきて酒造りを継いで、(私の好きな) 「白牡丹」「亀齢」といった老舗蔵を押さえて金賞を受賞していた。  この「大倉」も化ける可能性大だ。

七年越しのラブコールの味、奈良の香芝の酒と言っても、ピンと来なければ、香芝出身の「吹石一恵」の姿でも思い浮かべながら味わってみるのもいいかもしれない。 大倉本家のホームページに香芝出身の女優として彼女の名が書いてあった。  ちなみに彼女が 「メリーズパンツ」TVCMの初代モデルなのだそうだ。(一歳時)

確かに化けそうだ!!  香芝 産まれは。 

だから言いなおそう、「化ける予感のする酒」だったと。

(寅)

 

 

 

 


「大阪・鶴さんうどん」(奈良香芝店)にて麺食いしました。  8/21

2011年08月21日 20時49分10秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( ぶっかけうどん&かしわご飯  「鶴さんうどん」奈良県香芝市) 2011/8/21

■2011/8/21(日) 雨~曇~雨

昨日から雨が断続的に降って、今日の気温は26℃~28℃台だった。 お盆過ぎの気温低下で一気に涼しくなるのは、昔は、珍しくなかったが、最近では珍しい。

でもこれですぐに秋になるわけではなく、また酷暑がすまし顔で戻ってくるのが最近の常である。

今日の昼、奈良県香芝市にオープンして間もない「大阪・鶴さんうどん」とやらに寄ってみた。  オープンして日が経ってないこととお昼時ということもあって満席に近い盛況ぶりだった。

大阪で仕事してるけど「大阪・鶴さんうどんって聞いたことないな~ なんて思いながらも 暫らくして「まいどおおきに食堂」のフジオフードシステムが展開しているチェーン店だということが、テーブルの端に置かれたアンケートはがきでわかった。

でもここは、セルフの「丸亀うどん」スタイルとは雰囲気が違うな~と思っていると、注文を聞きにきて持ってきてくれる食堂スタイルのうどん屋さんだった。

私が、初めて入る店で注文するメニューは、極力シンプルなものにしてる。 初めて入った店でメニュー表にだまされてデラックスメニューを頼んで失敗した経験が多々あるから。

今日は「ぶっかけうどん」に「かしわご飯」を注文。  これは、予想以上になかなかいけていた。 写真のこれで380円だから文句なし。 店内見渡しても他のお客さんたちも満足そうな表情をしていた。

ここの売りは、ウィンドーやメニュー表から察するに「夏のぶっかけ、冬の鍋焼き」のようである。さすがに今日、鍋焼きうどんを食べている人は見かけなかったが、秋風が吹く季節には、是非ここの「鍋焼きカレーうどん」にチャレンジしたい。

(寅)