一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

あれから10年 東日本大震災の日(2011.3.11)の福岡 2021/3/11

2021年03月11日 05時55分55秒 | Weblog

(2011/3/11当日撮影 完成間もないJR博多CITYビル)

 

 

■2011/3/11(金) 快晴

雲一つない真っ青な空、申し分ない快晴だった。

ひかりレールスターで博多駅に降りたのが、2011年3月11日 午後2時39分

その7分後に東北の大震災が起き、以降の新幹線は運休になった。

新幹線運転見合わせのアナウンスと画像から流れるニュースに

博多駅の構内には、みるみる大変な人だかりができた。

その日私は、本州から九州に入ることができた

最後の新幹線に乗れた乗車客になる。 

とても楽しみにしていた翌日の

「九州新幹線開通イベント」は

当然のことながら中止に

なったのだった。

 

雲一つない まさに快晴 

四月が来たような暖かい日。 

とはいえ新緑の気配はまだない街路樹

博多駅に併設されてオープンしたばかりの

博多阪急百貨店は、東北で起きた震災のことを

知るはずもない様子で買い物客で大にぎわいしていた。

駅前の交通標識にはまだ青いカバーが被さった状態の新しさ

しばらくして駅にあるTV 、ホテルのロビーのTVに映し出された。

津波が押し寄せる東北の光景は、ほとんどの人が初めて目にする光景。

大きなうねり、洪水のように押し寄せる海水、車や家が次々と押し流される

「えっ、何?   まさかコレ日本じゃないよね・・・」やがてこれが東北の映像だと知ると

TVで映像を見た人は誰もが、信じられないといった表情で、ただただ言葉を失っていた。

 

2021/3/11 (木) 晴

 あれから丁度10年の時が流れた日。今、日本そして世界はコロナによる危機にさらされている。

10年という時の流れを早いと感じるか 遅いと感じるのか 人それぞれに違いない。

未だ故郷に帰れていない人も多いという。真の復興は進んでるのだろうか 

2011.3.11  14:46 東北で起きた大惨事。

あの日の福岡の青空と共にこの日この時を決して忘れない。

 

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(寅)