( 関西地方の日本酒ラベル 「広島・酒祭り広場」にて) 2010/10/9撮影
■2011/1/31(月)
早いもので、今年もまもなく12分の1が終わろうとしている。
来月末だと、6分の1
再来月末だと4分の1
そう考えてみると「人生とは、盃に注がれたお酒のごとし」である。
さて 大晦日カウントダウンで迎えた新年は同時に呑みでスタートした。
※ちなみに 先月12月度は、
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/m/201012
▼今年最初の酒五傑(2011年1月)の発表である。
以前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 又盃1杯程度はここには入れない。
あと 梅乃宿の「紅梅」だけは、年中常飲している為 ここに入れないことにした。
評価の基準は、印象度。(いかにまた飲みたいと思ったかの思いが強い順。)
言葉を変えれば、また会えると嬉しい人の順 みたいな・・・
自分としては、いたってシンプルな尺度だと思っている。
◎(静岡)「開運」特別純米 ◎(兵庫)「富久錦」(下天の夢)特別純米
〇(奈良)「篠峯」60純米 〇(佐賀)「鍋島」特別純米 〇(広島)「白牡丹」金紋本醸造
(書評)
◎「開運」特別純米酒は、年明けとともに飲んだ今年の1番酒。
でもそれが理由ではない。とにかく 飲んだ感じが、まるで好みなのだ。
杜氏さんが四天王の一人と謳われた人だと後から聞いて納得した。
大吟醸クラスの酒を別にすればこの酒が、このまま今年の私の純米酒NO.1
の可能性もあり。
◎「富久錦」特別純米(下天の夢)は、先日1/28のブログに書いた通り。
逢いたい人に街中で突然出会った気分だ。 また近いうちに飲みたい。
〇「篠峯60」は、広島八反錦35号を60%精米。 現在は、八反でも何度か改良した
背丈の低い八反2号だから35号とはクラシカルでレアな酒米で作った酒だと言える。
「裏メニューバージョンの酒」と蔵の解説にあったが、その通り 軽妙な甘さが印象に
残ったお酒。
〇「鍋島」特別純米は旨い酒。 もう一度落ち着いて飲んでみたい。
合わせる料理次第で、この酒に対する私の評価も俄然変わってくると思う。
〇「白牡丹」金紋・本醸造は、広島らしい甘口の酒。 その中で、この「白牡丹」は
香味のような品の良い甘さを感じた。 この酒は、常温で飲むのが一番美味いだろう。
(寅)