(2011/3/11当日撮影 完成間もないJR博多CITYビル)
■2011/3/11(金) 快晴
雲一つない真っ青な空、申し分ない快晴だった。
ひかりレールスターで博多駅に降りたのが、2011年3月11日 午後2時39分
その7分後に東北の大震災が起き、以降の新幹線は運休になった。
新幹線運転見合わせのアナウンスと画像から流れるニュースに
博多駅の構内には、みるみる大変な人だかりができた。
その日私は、本州から九州に入ることができた
最後の新幹線に乗れた乗車客になる。
とても楽しみにしていた翌日の
「九州新幹線開通イベント」は
当然のことながら中止に
なったのだった。
雲一つない まさに快晴
四月が来たような暖かい日。
とはいえ新緑の気配はまだない街路樹
博多駅に併設されてオープンしたばかりの
博多阪急百貨店は、東北で起きた震災のことを
知るはずもない様子で買い物客で大にぎわいしていた。
駅前の交通標識にはまだ青いカバーが被さった状態の新しさ
しばらくして駅にあるTV 、ホテルのロビーのTVに映し出された。
津波が押し寄せる東北の光景は、ほとんどの人が初めて目にする光景。
大きなうねり、洪水のように押し寄せる海水、車や家が次々と押し流される
「えっ、何? まさかコレ日本じゃないよね・・・」やがてこれが東北の映像だと知ると
TVで映像を見た人は誰もが、信じられないといった表情で、ただただ言葉を失っていた。
2021/3/11 (木) 晴
あれから丁度10年の時が流れた日。今、日本そして世界はコロナによる危機にさらされている。
10年という時の流れを早いと感じるか 遅いと感じるのか 人それぞれに違いない。
未だ故郷に帰れていない人も多いという。真の復興は進んでるのだろうか
2011.3.11 14:46 東北で起きた大惨事。
あの日の福岡の青空と共にこの日この時を決して忘れない。
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(寅)