西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1045 【中国外務省報道官。Su-57。】

2023-01-12 20:44:28 | 今日のいろいろ
こんばんは。

東京で雨が降らない期間が20日を超えているようです。
福岡は、明日の午後から明後日にかけて雨の予報です。
今、天気予報を見ていたら、東京では15日(日)に雨が降りそうです。
それまでは乾燥が続いていると思いますので、火事を含めお気をつけ下さい。

【中国外務省報道官】 
中国外務省の報道官で、『趙立堅』(ちょう・りつけん)という方が居ました。


中国の強硬は「戦狼外交」の顔として知られていた趙立堅氏ですが、最近、顔を観ないと思ったら異動したようです。
中国外務省の副報道局長という役職だったそうですが、国境海洋事務局への異動で前職と同じポストとなる副局長での異動とのことです。

異動の理由はいろいろ囁かれているようですが。

2022年11月にゼロコロナ政策に反対する抗議デモについての記者会見の中で言葉に詰まり、資料の紙をせわしなくめくり、しどろもどろの答えをした失態があった。というのもあるようです。

更には、新型コロナに感染し12月2日以降は姿を見せず、彼の妻が中国版ツイッターに、夫の感染のことと、それで受ける制約に関する不満を書き込み、すぐに削除した。とか、彼の妻が中国国内で外出を厳しく制限されていた頃に、マスクをしていない自身の写真を投稿し大騒ぎになったとか。

まあ、記者会見を観ている立場としては、何か「むかつく」発言のしかたでいやでしたが。

それはさておき。
中国政府の急な「ビザ発給停止」の措置。
中国は、「日本と韓国は中国人の旅行に差別的な措置を取った」、「科学的ではなくやりすぎだ」と批判したということですが。

『どの口が言うか』という感じ。

中国政府は、感染者数や死者数の発表に関しての更新も辞めている状態。
ただ、発表しても数字に何の信ぴょう性もない訳ですが。
そんな「信憑性のない」発表しかしない『信用できない国』から「科学的ではない」など言われたくない。

それも、「ビザ発給停止」をしたのは日本と韓国だけ。同様の措置を行っている欧米各国には行っていない「みせしめ」目的。
ある識者は、「中国国内の政府に対する批判をかわすための措置だろう」と。
中国、韓国でよくある「内政で問題があると『反日』を叫ぶ」と同じこと。
国民の目を国外に向けるため。

中国外務省の昨日の記者会見で、記者から「日本と韓国では行っている水際対策が違うのに対応は同じなのか?」「他にも同様の措置を行っている国があるのに、何故日本と韓国だけなのか?」と質問され、少し詰まって「先ほど清つ名したとおり」と濁していましたが。

国内では、やることがめちゃくちゃだから。「ゼロコロナ」から「フルコロナ」に変わったって。
そのために、需要がなくなった「新型コロナ検査キット」の製造工場で大量に解雇を行い暴動になったり、「PCR検査場」が突然大量に閉鎖され、そこで検査を担っていた人達が失業したり、隔離施設で働いていた人達が失業したりと。
中国政府の「決定」ひとつで急に仕事無くしてしまったりする国ですから。

ロシアと同じで、『全く信用できない国』です。

【Su-57】
ロシアの最新鋭戦闘機のSu-57(スホーイ57)をウクライナとの戦争に投入したとロシア軍が発表しているのですが。

(Su-57)

Su-57は、第五世代戦闘機と言われるステルス戦闘機ではあるのですが、米軍のF-22やF-35と比べるとステルス性能は劣る様です。
米軍のステルス戦闘機は、レーダーに映っても「ゴルフボール程度」と言われるに対して、Su-57は「テニスポール程度」と表現しているそうですが。

ロシア軍は、このSu-57を、ロシア領空内からミサイルを発射するだけで使用し、ウクライナ領空内には入れないそうです。
何故かといえば、「もし、万一撃墜などされると評判を落とすから」ではないかとのこと。

「ロシアのウクライナ侵攻」が始まって、相当数のロシア製戦車が「破壊」されています。それも、T-72などは射手席の下に砲弾を格納している構造で、米軍が提供している対戦車ミサイル「ジャベリン」などで攻撃されると、戦車を単に破壊するだけでなく、射手席下の砲弾も誘爆し、「砲台」が吹き飛ぶほどの爆発を起こしてしまします。
その結果、「砲台」が戦車の胴体と分離し、離れたところに転がっている映像が全世界に公開され、「ロシア製戦車の弱さ」が世界中に広まってしまいました。

ロシアの収入源の一つとして「武器輸出」があるのですが、評判を落としてしまっては売れなくなってしまいます。
なので、Su-57という最新戦闘機を「撃墜」されるという事態にしないためにロシア領空でしか運用していないということなのですが。
では、「ステルス戦闘機」をうたっている機体のSu-57なのに、ウクライナ軍が運用する防空レーダーに捕捉されてしまうということなのでしょうか。

話は変わりますが。ちょっと表現は悪くなりますが。
ロシアとウクライナの戦争は、「兵器」の有効性を示せる『機会』です。
各国とも常に「最新兵器」の開発を行い、試験を行っている訳なのですが、『実戦』で試せる機会はこれまでありませんでした。

アメリカでも、共和党の一部から「ウクライナへの巨額の支援はやめるべき」と主張する議員が居るようですし、ヨーロッパの国々には温度差もあるようです。
ただ、考えてみると「兵器支援」で「巨額」の予算・経費を使う訳ですが、(輸送経費などを除けば)その経費は「国内の軍需産業」にその多くが支払われる訳です。別に余っている兵器を提供している訳ではないので、提供した分は新たに調達することになります。なので、使用される経費の多くは国内企業に支払われ、新たな雇用も生むものだと思います。
更には、兵器に関して『実績』を示せることになります。

そういう意味では、「兵器支援」を行うのには、支援する国にもある程度の意味はあるのかな。と思います。
逆に、使用した兵器に「効果」がなければ評判が下がるリスクもあります。
Su-57は、ロシアの最新鋭戦闘機ではあるけれど、「輸出を考えると」万一にでも評判を落とす訳にいかないので、本来の「実戦」では使用しないのでしょうね。

決して、「戦争」を肯定する訳ではありませんが。
そういう見方もできるのかな。ということで書かせていただきました。

では、また。