こんばんは。
三連休の最終日でした。
でも、とくに何もせず過ごしました。
しいて言えば、「NHK+」でいろんな『ドキュメンタリー番組』を観ました。
【2024年問題】
昨年末の中国で、あの「白紙運動」が起こっていた頃の起こっていたことですが。道路の大量の荷物が積み上げられていた映像がありました。
「新型コロナ」の感染で、荷物を配送する人が集まらず、積みあがった荷物でした。「あれ、雨が降ったらどうするんだろう」と余計な心配をしました。
昨日書いた『未来の年表』の中にも、『ドライバー不足で10億トン分の荷物が運べない 』というのがありましたが。
そんな先ではなく、あと1年ちょっとで大問題が起こる可能性があります。
それが『2024年問題』です。
2024年4月から自動車運転業務(トラックドライバー)の時間外労働の上限が罰則付きで年960時間になります。それによって発生が予想される諸課題や影響を総称するのが『2024年問題』です。
これは、全産業の中でも「トラックドライバー」の労働時間は全産業平均よりも18~20%長く、逆に、収入は全産業平均よりも5~10%低いという統計結果が出ています。
そのため、2024年4月から時間外労働の上限を設定し、かつ、罰則を設けることになりました。
現在もトラックドライバーの不足は深刻な問題で、有効求人倍率は全産業平均の約2倍あるとされています。つまり、「人が集まらない」状況が続いています。
そこに『2024年問題』が加わると、現在トラックドライバーをされている方々の労働時間に制限が設けられるため、労働時間の短縮が必要となり、同じ量の荷物を運ぶためには今より多い人数のドライバーが必要となります。
そのため、全輸送能力の34.1%(9.4億トン)の荷物を運べなくなるのではないかとの推計も出ています。それに対して、現在、どれだけの対策が検討されているのでしょうか。
ネットやテレビなどでの『通販』が増えることで、個人宛の荷物が増えています。また、フリマアプリなどを利用すれば個人からの集荷も増えるでしょう。
『2024年問題』では、まず、長距離のドライバーから影響を受けるとのことですが、「宅配便」などのドライバー不足も言われています。
都市部で、「交通渋滞対策」や「環境汚染対策」の一環として『共同配送』を行っているところがあったと思います。運送会社に関係なく、ある特定の場所に配送する荷物を1か所に集め、そこからの配送は荷物の取り扱い企業を問わず、1社が行うというものです。
この考え方を、各地、特に「地方」でも行えるのではないでしょうか。荷物の取り扱い企業を問わず、ある地域に関しては1社が「配送、集荷」を行う。同じ地域を「ヤマト」も「佐川急便」も「日本郵便」も別々に回るのではなく、どこか1社か共同で設立した会社が回るというもの。単純計算で3人分が1人で済みます。
そんな簡単なものではないでしょうが、『2024年問題』やその先の労働力不足については、それこそ『異次元』の対応を行わないといけないのではないでしょうか。
あと1年少々しかありません。心配です。
【フラッシュモブ】
今日、YouTubeである動画を観ていて、理由は分からないのですが何故か涙が出てしまって。感情的にずごく変化があった訳でもなく、ただ、気づいたら。
その動画が、徳島県が制作した『フラッシュモブ』での『第九』の動画です。
行われたのは、平成28年9月で、場所は東京都渋谷区の『表参道ヒルズ』だそうです。
徳島第九フラッシュモブ Flash mob “Beethoven’s Symphony No. 9”[Tokushima]
では、また。