こんばんは。
今日はやはり寒かったのですが、帰りには雨になりました。
激しい雨ではないのですがポツポツと。傘をささないと少し濡れるかなという程度の雨でした。
今日から12月。寒くなって当たり前ですね。
【ロシア最高裁判決】
昨晩の夜中に目が覚めて、日テレの『NEWS24』を観たのですが。
少し笑ってしまいました。
そのニュースは。
「ロシア最高裁が『LGBT運動』は過激組織」と認定したというものです。
そのニュースの中でロシアからの映像が流れたのですが。
NNNのロシア駐在員がカメラに向かって「ロシア最高裁の前からお送りします」と言った映像のバックがロシア最高裁の建物だったのですが。
裁判所にある、(日本の法廷ドラマでも出てくる)『天秤を持った女神』の像。ロシア最高裁の前にもこの像があったんです。
それを観て、『ロシアのどこが平等なんだ』と心の中でツッコミ、苦笑いしてしまいました。
ロシアでは、昨年、「LGBTに関する広報を禁止する」法律が制定されています。また、今年7月には、「性別を変えることを禁止」する法律も成立したそうです。
そして、今回の最高裁の『LGBT運動は過激組織』指定。要は、ロシアでは『LGBT』に関する話も、デモなどの運動も、何もできないということです。
インタビューで出てきた女性のLGBT活動家は、
「もう、国外に出るしかない。国内に残るなら祈るしかない」と嘆いていました。
「LGBT」に関しては、宗教的な側面も含め公にできない国はまだまだありあすが、いわゆる「先進国」では、理解が進み、法整備もされています。
その点、欧米に比べれば日本は遅れていると言えます。
ただ、流れは「LGBT」の理解を進め、権利などを補償する方向だと思っているのですが、ロシアは『逆』をいっています。
そういう点を含め、『住みにくい国』なんだろうなと勝手に思ってしまいます。「侵略戦争」を始めてしまうような国ですから。
【不起訴理由】
同じ『NEWS24』で。
「横浜で飲酒運転事故を起こした車に同乗していた20代女性が『不起訴処分』となったと検察より発表がありました。ただし、『不起訴の理由』については公表しない、とのことです。」
こんなニュース、よく目にしませんか。
「『不起訴処分』となりました、ただし、『不起訴の理由』については公表しない」というの結構多いですよね。
刑事犯罪。『起訴となった場合の有罪率は99.9%』とか。
松潤のドラマ、映画でも「99.9%」というのがあったと思います。
でも、「『不起訴の理由』が非公開な訳」でググって分かったのですが。
「不起訴率は36.9%」(2017年)だそうです。
何等かの犯罪行為などで「検察に送致」された中で、3分の1ほどは『不起訴』ということです。
理由としては、「嫌疑不十分」で公判を維持できないからや、「被害者との示談が成立」し、かつ、本人が「十分に反省している」など、いろいろな理由はあるようです。
そして、発表しないのは、『不起訴』となった理由を明かすことで、被害者や犯人に何らかの非難などが出たりなど重大な影響が出る可能性があるためだそうです。
罪名別の不起訴率は下記の通りです。
強盗の不起訴率:26%
傷害の不起訴率:35%
暴行の不起訴率:53%
窃盗の不起訴率:36%
詐欺の不起訴率:33%
恐喝の不起訴率:36%
横領の不起訴率:32%
強姦の不起訴率:43%
強制わいせつの不起訴率:40%
公然わいせつの不起訴率:20%
覚せい剤取締法の不起訴率:17%
大麻取締法の不起訴率:37%
売春防止法の不起訴率:37%
強盗の不起訴率:26%
傷害の不起訴率:35%
暴行の不起訴率:53%
窃盗の不起訴率:36%
詐欺の不起訴率:33%
恐喝の不起訴率:36%
横領の不起訴率:32%
強姦の不起訴率:43%
強制わいせつの不起訴率:40%
公然わいせつの不起訴率:20%
覚せい剤取締法の不起訴率:17%
大麻取締法の不起訴率:37%
売春防止法の不起訴率:37%
だそうです。
『不起訴の理由』としては、
起訴猶予
嫌疑不十分
嫌疑なし
親告罪の告訴の取り下げによる不起訴
などがあるようです。
『不起訴処分』で、検察は理由を公表しない。
というニュース、結構多くて、気になって調べてみました。
何だか、モヤモヤするケースもありますけどね。
では、また。