西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1148 【”どうする家康"、EV】

2023-12-18 20:19:44 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は気温が下がりました。
コートにマスラーで防備して出勤しましたが、勤務中にコートなしで外に出るとやはり寒くて。
大雪の地域などあるようです。ご注意下さい。

【"どうする家康"】
昨日、”どうする家康”が最終回で、その事を書きましたが。
さっそく、記事が出ていました。

一つは、小栗旬が出演していたことです。放送前にもこの話題は出ていました。
でも、観ていて『誰?』とは思ったのですが、南光坊天海が家康の偉業を記録する場所で発破をかけるのですが。この南光坊天海が「小栗旬」。
特殊メイクで相当な老人になっていたので、誰か分からずでした。
特殊メイクと言えば、亡くなる間際の家康(松本潤)の手。完全に「老人の手」になっていました。
今の特殊メイクはすごいです。

もう一つですが。「東スポWEB」の記事ですが。
『松本潤の大河「どうする家康」視聴率は歴代ワースト2確定的 紅白でのセレモニーもなしの〝無残〟』というタイトルですが。
要は、視聴率の歴代ワースト2が確定した。
例年なら、大晦日の紅白歌合戦に出演する流れになるけれども、旧ジャニーズ事務所問題があり松本潤の出演はない。というもの。
私は、「ひどい記事だなぁ」と思いました。

だいたい(今の)『視聴率』にどれだけの意味があるのかが疑問です。
ビデオリサーチなどの視聴率調査は、以前からの話ですが、例えば「関東」でも200~300件の家庭に機器を設置し、モニターするようです。視聴率1%は数件分です。
調査の実際、細かいところは知りませんが。視聴率に「録画分」はカウントされているのか。再放送分はカウントされているのか。
そして、今は、「NHK+」の同時配信と、1週間の見逃し配信もあります。NHKは、更にBSでの放送もあります。
NHKの発表では、配信での視聴が(配信が始まってからの)歴代最高だったそうです。
民放も、TVerでのリアルタイム配信と見逃し配信があり、各局の見逃し配信サイトなどでは(有料ですが)全話観れたりします。
そういう意味で、発表される『視聴率』の信ぴょう性は徐々に薄れているような気がします。
なので、「視聴率ワースト2確定」と叫ぶのはどうなのか、という話です。

更に、紅白に関しては「松本潤」の責任ではない。
何か、記事に「悪意」を感じてしまった私でした。(松本潤のファンという訳ではありません)

【EV】
EV(電気自動車)の開発に関して、「日本メーカーは遅れている」という記事が盛んに描かれていました。

それが、このところ風向きが変わってきています。

中国でのEVの普及率、新車の中でのEVの割合が増え、ガソリン車が苦戦している、と。
中国ではBYDが大躍進し、ヨーロッパなどへの輸出も増えていた訳ですが。
その『BYD』が、HV(ハイブリッド車)も手掛けるとの方針転換をしているとのこと。

環境に対する意識の高いヨーロッパでも、2030年からガソリン車の新車販売を禁止するとしていたのを2035年に先延ばししたとのこと。
そして、ヨーロッパは中国政府の電気自動車メーカーへの補助金を問題視しています。それが価格競争力を高めているからです。

更にアメリカは、EVに対する補助金を、バッテリーに必要なレアメタルなどの鉱物を含め、アメリカ国内で生産されたものに徐々に制限していく方針です。これは、中国を念頭に置いたものですが、アメリカのメーカーも、バッテリーは中国から輸入しているものもあります。

この流れの原因として。
・EVの普及が進んだのは、比較的裕福な消費者が、2台目以降の車として購入していたことで、それも飽和状態が近づいているということ。
・EVは充電が必要であるが、その充電ステーションなどの設置数の問題。
EVの走行距離がガソリン車と比較して少ないこと。更に、充電に時間がかかること。などで、一般の消費者からすると(1家庭1台が多いので)すべての欲求を満たした車を望んでいるということ。
・更には、EVが電池などの製造で排出されるCO2排出量まで含めると、ガソリン車よりも多くなる場合もあるという研究結果が出てきていること。

などで、ドイツのフォルクスワーゲンやBMW、ベンツなどもハイブリッドなどの開発に力を入れる方針に転換してきているとのことです。

アメリカの補助金に関する制限も、中国を念頭にしている訳ですが、中国からの輸入を減らすほかに、レアアースを中国に依存すると中国が戦略的な輸出品として、これまでもありましたが、輸出制限であえて混乱を起こす政策に出る可能性が高いことです。

さて、ここまで観てくると。
『日本の自動車メーカーは、EVの開発販売で中国などのメーカーに大きく後れをとっている』という指摘は当たっていたのか?ということになります。

トヨタが、EVの開発も進めながら、ハイブリッドの車種を増やし、水素年労電池車も販売している。更には、水素エンジンでレースに参加し、検証を行っている。

日産もホンダも、EVだけでなく、ハイブリッドやガソリンエンジンとモーターを組み合わせた製品を出し、燃費向上、CO2排出量削減を行っています。
中国から撤退したミツビシも、PHEV車を出しています。

世界が「EVだ」「EVだ」と声高に行っていました。
『日本メーカーは(EV開発が)遅れている』と盛んに言われてきましたが。
ここに来て、ちょっと風向きが変わってきたようです。

世界には「十分に電力がある」国ばかりではありません。
ガソリン車の「ガソリン」を環境に配慮した代替物に変えていくなど、その方が環境問題も近道なのかも知れません。

では、また。