こんばんは。
香港の民主化運動でリーダー的な役割を担っていた『周庭さん』（アグネス・チョウさん ２７才）。
「香港国家安全維持法」が施行され、民主化運動を行っていた人たちが弾圧される中で、周庭さんも拘束、拘留されました。
そして、カナダへの留学ビザがやっとおりて、現在はカナダに居るそうですが、今日の報道で、『香港には戻らない』と宣言。事実上の亡命です。
香港では「身の安全が守られない」という状況もあってのことですが。
何せ、海外でも中国人を「監視」し「妨害」する秘密警察が存在する国。
本当に、安全にカナダですごせることを望みます。
【人間洗濯機】
２０２５年の『大阪・関西万博』。
事業費が膨れ上がってきている問題や、各国のパビリオン建設が（建設業者が見つからないなどもあり）進んでいない問題など、順調とは言えない状況です。
前回、大阪で『万博』が開催されたのが１９７０年。
当時、私は中学１年生で、全校生で夜行列車で大阪まで行き、万博会場を見学して、その日にまた夜行列車で帰ったことを思えています。
見学の時間的にアメリカ館の「月の石」を並んで見る余裕もなく、人気のないパビリオンを回った記憶があります。
実は、この万博でサンヨー電気が『人間洗濯機』を展示して脚光を浴びたそうです。同じ頃に、携帯電話やテレビ電話など当時の最新のもが展示されたそうですが、その多くが今は実現しています。
ただ、『人間洗濯機』は未だに実現されていないとのこと。
それで、今回の２０２５年の「万博」に向けて、新『人間洗濯機』の開発プロジェクトが進んでいるとのことです。
先週のテレビ東京『ガイアの夜明け』で取り上げられていました。
『人間洗濯機』を開発しようとしているのは、「マイクロファインバブル」のシャワーヘッドの「ミラブル」。同様に、「マイクロファインバブル」が浴槽内で噴出される「ミラバス」を生産、販売している『株式会社サイエンス』です。
計画では、浴槽に入り、「マイクロファインバブル」で自動的に身体を洗うのと同時に、「映像」などによる「癒し」と、入浴中に「心拍数」など身体の状態を把握するというものです。
いろいろな技術が必要で、大阪大学の研究室との共同研究も行い、また、宇宙空間（無重力状態）でも使用できるかの検証も進めているとのことです。
１９７０年の『人間洗濯機』と比べて、現代の『人間洗濯機』は（価格などは別として）技術的には完成できそうな気がします。
「マイクロファインバブル」自体は、シャワーやお風呂だけでなく、洗剤いらずの食器洗いや、その他、様々なところで有効に利用できるようです。
１９７０年から５５年後の『人間洗濯機』。
どんな形状、スタイルで、どんな機能で「お目見え」するでしょうか。
楽しみです。
では、また。