こんばんは。
今日は、福岡市で16.8度まで気温が上がりました。
通勤の行きかえり、汗かきの私は大汗かいてしまいました。
ただ、その後、冷えるんですよね。風邪の原因になりそうです。
気温の乱高下と最低気温と最高気温の差などにより、『寒暖差疲労』というのが起きるそうです。
寒暖差疲労とは、気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなるもので、体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまう、「気象病」の1つです。
私も鼻水が出たり、逆に鼻が詰まったり。他にも症状がいくつか。
対策は、ググって下さい。
【TOKKATU】
今日のNHKの「クローズアップ現代+」で、日本の学校で行われている「特別活動」が海外で「TOKKATU」として取り入れられているという話題でした。
「特別活動」は、学級会や委員会活動。日直や給食、掃除などの当番。運動会や文化祭など、学校内での「対面での授業以外の活動全般」です。
東南アジアなどでも取り入れられているそうですが、今、国を挙げて取り組んでいるのがエジプトだそうです。「日本式の学校」として、現在は50校ほどで試験的に行われており、教員への研修を含め、全国に拡大する方向で進められているそうです。
エジプトの学校(小学校など)では、授業は暗記主体の詰め込み教育で、先生が伝え、生徒はとにかく覚えるというスタイルということです。なので、生徒が自分で考えるということは中々ないとのこと。
更に、校内の掃除は業者が行い、生徒が掃除することはなかったそうです。
それを、「日本式学校」として、日直にあたる「リーダー」が居て、クラスのお世話を交代でする。学級会を定期的に開き、生徒が自主的に考えたことを発言し、意見を交わして物事を決める。そして、掃除も。
ある小学校6年生の女の子は、授業が大変で、あまり活発ではなかったそうですが、「日本式学校」に代わったことで、「自分の使う場所は自分で掃除する」ようになり、自宅で掃除をするようになったそうです。
そして、家族との会話も。これまで、大人だけで物事を決めてきたことも、女の子が参加することで、彼女から提案されることも増えたそうです。
ただ、『TOKKATU』を推進するには、教員の意識改革が必要なようで、これまで、どうしても教員主体で授業などを行ってきた関係で、「学級会」にしても、子ども達だけではなかなか意見もでず、教師が我慢しきれずに口出しをしてしまうことも多々あるようで。
教員は「導く」だけにとどめられるよう、教員の意識改革が必要とのことです。それは、学校長も含めてのことで、相当時間を要することとなるとのこと。「日本式」が「エジプトの文化」となるまでには、まだ相当な期間が必要でしょう。
私たちは、「日本式」と言われる「特別活動」は当たり前にしてきたことではあるのですが、日本は日本で、「特別活動」の縮小が進められているそうです。それは、教員や生徒の負担を減らすためでもあるのですが。
ただ端に「減らす」のではなく、『活動の目的、目標』を明確にして、子どもたちが自主的に共同して物事を達成していけるようにする必要あり、その意識を教員も共有していく必要があるとのことです。
『和食ブーム』や、今回の『日本式の学校』。
諸外国から興味を持たれ、取り入れたいと思われています。日本では、「当たり前すぎている」ので、その価値をもう一度見直す必要があるのかも知れません。
【リサイクル率 97%】
「クローズアップ現代+」の後は、今日は『解体キングダム』でした。
取り上げられたのは、渋谷の「東急百貨店本店」の解体工事でした。
今年1月に閉店した「東急百貨店本店」の解体工事は、来年6月までかけて行われるそうです。
そこで出る「廃材」は1日400トン。それを、トラックで渋谷から千葉県の処理施設に運んで処理するそうで、その施設も紹介されていました。
ただ、まずは解体現場で、コンクリート片などと鉄筋などの金属など、ある程度は『分別』をするそうです。それは、分別しないで運んだ先で「分別」をすると、コストが倍になってしまうそうです。
そして、知らなかったのは。
解体現場から出た『廃材』のリサイクリ率は、なんと97%とのこと。
日本は国土の関係で、「解体工事」も独自の進化、技術を持っているのですが(決して爆破などはしません。できません。)
『廃材』のリサイクル率も、リサイクル技術も世界に誇れるものだとのこと。
ウクライナの「戦後」。ガサ地区の「戦後」。の復旧などで、「日本式」が役立つといいと思います。
では、また。