西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1135 【5年前の経緯】

2023-12-03 22:34:01 | 今日のいろいろ
こんばんは。

昨日、今日は、もちろん休みではあったのですが。

【5年前の経緯】
5年前の7月に運用を始めたシステムがありました。

本体では、「勤務実績」(超過勤務の実績)をそれぞれの箇所の「勤務担当者」が各社員からの報告を元にシステムに入力していました。
それを、5年前の7月から各社員が自分のパソコンから自分で入力し、各箇所の「長」または「長に準ずる人」が『承認』するという新しいシステムの運用を始めました。

パソコン側は、お客様の担当者がEXCEL、ACCESSの拡張版で新規に作成し、基幹システム側は私たちが開発しました。
ただ、基幹システム側は、それまでオンラインシステムで登録していたものを、パソコン側からのデータを受け取って、夜間のバッチ処理で処理する必要があり、全く新規で開発しました。

ただ、勤務を管理する「就業管理システム」は機能が複雑で、先人が相当難解な高機能のサブルーチンを開発してくれていて、仕様書が無いため、細かな動きが分からず、メンバーの中でも一番詳しく、経験のある私が新規作成したのですが。
運用開始して数か月は、想定していたデータ以外のパターンもあり、いろいろ「バグ」(間違い)が発生して何度も修正して、都度、本番にリリースしていました。

それ以降は、特に問題もなく、安定して運用されていました。
それが、先月、外部から指摘があり「間違いが発覚」しました。
それは、あるケースの場合に、夜勤の時間が「倍になる」というものです。
来年度から本体が子会社の社員を吸収することとなっていて、現在は、「子会社の全社員が本体に出向」という形態をとっています。
そのため、本体のシステムで勤務期間などを集計して、給与を子会社で支払うためにデータを渡したのですが、子会社の担当者から「誤りの指摘」があり、5年間誤りがあって、誰も気づかないままできていたことが発覚しました。

すでに5年経過していることもあり、通常「瑕疵責任」は1年ということもあり、その間違いについて、作成者の私が責められることはないのですが。
「間違い」の原因と対策は、お客様の現在の「就業管理システム」担当の方が見つけてくれました。

ただ、私に求められたのが、原因となる部分が、運用開始後に「ある誤り」の対処のために大きく処理を修正した中にまぎれていたからで、その「大きく処理を修正」した理由はなんであったかということでした。

覚えていません。
開発当時の資産などはまだあるのですが、5年前で、当時の障害対応の記録などが見当たらず、分かりませんでした。

それで、昨日、今日と(休みではありますが)、家から「リモート」でお客様より借用し、仕事場で使用しているパソコンに接続し、実際に動かして確認をしました。

昨日、今日と、同じ処理を10回繰り返し、その都度検証して。
なかなか「大きく改修した原因」を特定できず、いろいろ考えながら動かし、10回目にして「事象」を再現することができました。

1回動かし検証するのに1時間以上かかり。
結局、昨日、今日のほとんどの時間をこれに費やしてしまいました。

でも、「リモート」でできる環境があったから。
土日の方が、他に使っている人もほとんど居ないので、誰かと重複することもなく、思いっきり使えます。

「月曜には、報告します」と言った手前、今日中には原因を特製したいと思っていたのですが、ギリギリ、今日の夕方までかかりました。

「誤り」を作り込んでしまい、テストでも確認を漏らしてしまっていたのは私ですが、「瑕疵期間」の関係で責任を問われることはありませんが。
やはり、何もしない訳にはいきません。

今、ちょうど仕事でお客様に出入りしている時期なので、「リモート」で対応できましたが。
これが、お客様の仕事をしていない期間であれば、おそらく「電話」はいただいて相談や質問されたと思いますが、お答えできなかったと思います。
ただ、幸い、お客様で仕事をしている期間で、かつ、「新型コロナのパンデミック」以降、「リモート環境」は必須になっており、私はほぼ出勤をしていますが、ごくまれに「リモート」で仕事をします。

こういう仕事環境ができていたおかげです。
そういう点では、「新型コロナのパンデミック」は、仕事の仕方に『変化』をもたらしたと思います。

「仕事場に行かなくても仕事ができる」こと。
ありがたいことです。
風邪などで体調が悪い時でも、「出勤できないから休み」ではなく、仕事が何とかできる状況であれば、「出勤できないから『リモート』で」とすることができます。

5年前の開発に関する問題でしたが。
この5年間に「仕事の仕方」が大きく変わりました。
そんな事まで考えてしまう、土日の2日間となりました。

では、また。