こんばんは。
大谷選手の移籍先が「ドジャース」に決まりました。
それを自身のSNSで発表したそうですが、その文面が好評です。
まず、決定に時間を要したことを謝罪。
所属していたエンゼルスへの感謝を述べ。
移籍先と今後について述べ、SNSでは多くは伝えられなので記者会見で思いを伝える。との内容だったそうです。
何をするにしても称賛される大谷選手。宝ですね。
【生成AIで増す脅威】
日テレの『報道バン記者』を観ていたのですが。
現在、茨城県水戸市で「2023年G7内務・安全担当大臣会合」が開催されました。
その際の取材の中で、イギリス情報担当相へのインタビューで、ある脅威について語られていました。それは、
『これまで、日本に対する(サイバー攻撃などの)攻撃は『言語の壁』に守られていた部分があるが、生成AIを使用することで、他言語で文章を生成することが容易になり、犯罪に使用される可能性がある。』というものです。
確かに、「変な日本語」というのが違和感を与えることがあります。
「詐欺」などの犯罪で書かれた電話番号に電話すると、「変な日本語」で応答されたり、案内などの文書が「変な日本語」であったり。
それで『違和感を感じて』ということはあったと思うのですが。
生成AIによって、即座に「違和感のない日本語」が生成され、更に、生成AIで生成された音声で対応されたら、分からないでしょうね。
テレビでもやっていましたが、AIを使用した装置で言葉をしゃべると、(AIに学習させた)ある人の声に変換され、その人が話しているように聞こえるもの。すでに実現しています。
更には、AIによる「フェイク動画」や「フェイク写真」なども問題になっています。
人間の役に立つものは、便利なものは、「犯罪者」にとっても便利なものにもなります。要は、使う人しだい。
AIの使用に関して「制限」をかけたとして、それがどこまで有効に働くかです。
AIの活用を推進し、利用範囲を広げれば広げるほど、犯罪で使用されることも増えてきます。よくあるのが、「新しい犯罪に対して法律が対応できていない」というものです。
ようやく、法改正により「大麻の使用」が処罰の対象になりました。これまで、「大麻の所持」を取り締まる法律はありましたが、「大麻の使用」を罰する法律はありませんでした。
「大麻の使用が若年層にも広がっている」というニュースが出て久しいのですが、やっとという感じです。
同時に「医療分野での大麻の使用」に関する規定も設けられ、これまで「医療用大麻(成分)」の治療薬が日本では承認されず、日本での効果的な治療ができなかった病気もあったのですが、やっと使用できる可能性が出てきました。
この様に、「いい面での活用」に関しては推進するために必要な「法的な根拠」を示し、「誤った利用」に関しては「禁止し罰する」法整備が必要です。
生成AIなどAI技術の活用自体を制限することは、物理的にも不可能です。
それであれば、犯罪での使用などを「抑止」する「罰則規定」を早急に行うべき。
こういうところの動きが、日本は遅いんですよね。
三権の内の「立法府」。
「裏金」問題で騒いでる場合ではありませんよ。それは検察にまかせて、必要な議論をしてください。
と思います。
では、また。