こんばんは。
昨日は、遅くまで起きていて、3時過ぎに寝たのですが。
起きたのが8時過ぎで、起きた瞬間、何故か曜日、日にちの感覚が全くなくて。
平日6時30分には起きているので、「えっ。8時過ぎ」と一瞬焦ってしまいました。
ふと冷静になると、「今日は土曜日か」とやっと認識できて。
でも、その後、少し「二度寝」してしまいました。
最近、寝つきが悪いというか、嗣明不足ぎみでした。
【ガンジー】
今日は土曜日で、NHKを観ていたら『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』という草彅剛主演のドラマの番宣があって、今日が「後編」。慌てて、「NHK+」で「前編」を観ました。
聴覚障害者の聞こえる子ども。
草彅剛が演じるのは、そうして手話を覚えた元警察官。
詳細は書きませんが。そういえば、かみさんもそうだなと、ふと思いました。
そして、その後、「NHK+」でちらっとタイトルを観て気になっていた。
『映像の世紀バタフライエフェクト 塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち』
もちろん、ガンジーの名前は知っていましたが、詳しい事は知りませんでした。そして、インドにはかつてヒンディー教徒とイスラム教徒が居て、その宗教間の争いからイスラム教徒のパキスタンができたこと。そして、その際の争いごとで多くの犠牲者が出たことを知りました。
『塩の行進』も知りませんでした。
『非暴力の力』。かつて大英帝国によるインド支配に抵抗したガンジーが、『塩の行進』で『非暴力の力』を世界に知らしめたこと。知りませんでした。
「塩」を精製することを禁じられていたインドの庶民。ガンジーが弟子たちと400kmの道のりを歩いて海まで行き、禁止されていた「塩の精製」をおこなったこと。そして、事前にその事をメディアに伝え取材させていたこと。
それが、その後のインド独立に繋がっていく訳ですが。
ガンジーは、かつて「塩の行進」に参加していたヒンディー教徒の男に射殺されました。
そのガンジーの志、行動に感銘を受けたのがアメリカのキング牧師。黒人への差別などに対して『非暴力の力』で取り組み、黒人が公民権を得、人種差別をなくす方向へと導いた訳ですが。キング牧師も凶弾に倒れました。
フィリピンのマルコス独裁政権と対峙し、民主化を叫んだアキノ上院議員。捕まり、「銃殺刑」を受け、アメリカに亡命。
祖国の民主化のためにフィリピンに戻ることとし、ガンジーと同様に日本やアメリカのメディアに伝え、メディアが同行した飛行機がマニラの空港に到着。
機内に軍関係者が入り、アキノ氏を連行し、飛行機から出て(タラップを降りる)すぐに銃声が鳴って。その場で暗殺され。
ミャンマーで民主化運動が発生。国民の民主化デモに対して、国軍が「実弾」で制圧。そのことを憂いて帰国したのがアウンサンスチー氏。ミャンマーを独立に導いたスチー将軍の娘。
その後の総選挙で2回、アウンサンスチー氏率いる民主化政権ができたのですが。再度の軍事クーデターで、軍事政権ができ、スチー氏は収監され今も20年以上の刑期を残している状況。
軍事政権に反対する国民の民主化デモに対して、ここでも国軍は「実弾」を使って制圧を行い、『非暴力の力』での抗議では対抗できないと、一部市民が武装化して。
この番組を観て。
ガンジーをはじめとして、『非暴力の力』で事態を打開しようと努めてきた人たちがいたこと。ただ、その人たちは「暗殺」という『暴力』で亡くなっているということ。
最たるものが『戦争』な訳ですが。『暴力』によって支配しようということは、ずっと続けられてきているという事実。
『どうする家康』の最終回。「大阪夏の陣」で(豊臣に嫁いだ)千姫が、家康に、秀頼と茶々の命を救うよう懇願する場面。そこで家康が。
『すまん』と。(安寧の戦の無い世にするためには)秀頼と茶々を生かしておくことはできない。と。でなければ、これまでやってきた事がすべて台無しになると。
日本が「戦国の世」から脱するためには、「戦国の世の亡霊」を根絶やしにしないと変わらないと。
『暴力』で得た「安寧の世の中」ということになります。
「争いごと」の原因となるものはいろいろあるのでしょうが、『暴力』という手段しかないのでしょうか。『非暴力の力』は続かないのでしょうか。
と考えさせられました。
【大泉洋】
続けて『SONGS 紅白スペシャル』を観ました。
3年連続で、紅白の司会をした大泉洋。「SONGS」のMCもしていますが。今年の紅白には「歌手」としての出場です。
この番組の中で、大泉洋の「ミュージック・ビデオ」の撮影風景が出てきました。そして、できたMV。
大泉 洋「あの空に立つ塔のように」Music Video
でした。
では、また。