思い出話61 【今、役立っている事その２】

こんばんは。

続きです。

今朝の記事で、Ｏ君に期待し、鍛えると書きました。

私が、この世界に入って最初の上司が、すごい人で、今も、その方のように成りたいと思ってます。

どう、スゴいのか。
MR.index(ミスター・索引、目次、インデックス)。
中身を知らないと出来ない事なのですが、この上司に質問すると、
『あそこの棚の、○○と言うマニュアルの、○○ページくらいに書いてあるから。』って具合。
忙しいのもあって、教えてはくれません。
きっと、知ってるはずですが。

でも、言われた方は、言われたマニュアルの言われたページあたりを読むわけです。
ズバリじゃなければ、その辺りを探す訳です。自然と関連する情報や、何処に書いてあるかを記憶します。

次に、別の問題が出てきた時に、
『確か、どれかで見た気がする。どれだっけ。これかな？』となる訳です。

質問に対する答えは、その事だけを教えます。もちろん、それが必要な場合もありますが。ヒントだけと言う方法もあります。

調べるくせがつきます。
その時は余計なことでも、ちょい読みしていれば、いずれ役立つ時がきます。

私も、時間の余裕がある時は、マニュアルや資料を渡して、どの辺り。○○の項目など、絞り込める範囲まで伝えて、なるべく、直接、教えないように心掛けています。

直接教える時は、絵を書いて、他との関連やイメージを伝えるようにしています。

以前は(若い頃)、そうじゃなかったんです。
面倒で、すぐに答えだけ教えてました。
後で、調べたり、聞きに来てくれればいいと思ってましたが、喉元過ぎたら。
調べません。聞きもしません。覚えません。

それで、最初の上司の事を思い出して、少しずつ、実践するようにしてきました。

Ｏ君にも、極力、この形で教えていこうと思います。

まだ、続きますが。

今日は、これで。

おやすみなさい。



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