こんばんは。
今日は、比較的暖かくなりました。
風もなく過ごしやすかった。のですが、明日は最高気温8度まで下がるようです。気温の乱高下、体調に気を付けなければ。
ただ、全国的にインフルエンザがピークの様なのですが、幸いなことに、身近でインフル羅漢の話は聞こえてきていません。聞こえていないだけかも知れませんが。それでも、気を付けないと、気を抜くとまずいことになるかも、です。
【USS買収の関係で】
日本製鉄による「USスチール買収」については、バイデン大統領が「買収禁止」としています。日本製鉄側は「提訴」するなどしていますが。
そんな中で、アメリカ鉄鋼大手「クリーブランド・クリフス」のゴンカルベスCEOが痛烈な日本批判の発言をしています。
「アメリカだぞ!日本は自らが何者か理解していない!1945年から何も学んでいない。我々がいかに善良で親切で寛大か学んでいない!」
「我々の血を吸うのはやめろ。我々はアメリカ人だ。我々はアメリカを愛している」
「中国は悪で邪悪で恐ろしい。しかし、日本はもっとヒドい。日本のほうが断然悪いのです。日本は中国に対して過剰生産の方法を教えたのです。過剰生産は日本で発明されたのです。中国ではありません」
ただ、日本製鉄はゴンカルベス氏を、違法な妨害行為をしたとして提訴されています。
また、USスチールの買収に関しては、「クリフス」は日本製鉄に競い負けしています。
それでも、バイデン大統領の「買収禁止」を受け、クリフスは鉄鋼最大手のニューコア・コープレーションと提携して、USスチールを買収する可能性があるとのこと。
ただし、日本製鉄の買収額は、1株あたり55ドルを提示しているのに対し、クリフスの提示額は30ドル台後半になる見通しとのこと。
様は、うまくいかないための八つ当たりの様なものですが、あとは、政治的手法を更に進めてくることは考えられます。
でも、 この件に関する日本製鉄のコメントは。
「私たちの計画は、ステークホルダーの皆様から圧倒的なご支持をいただいています。ゴンカルベス氏は、偏った固定観念に固執し続けていると認識しておりますが、同氏の提案は本買収における日本製鉄の計画の範囲と規模に匹敵し得ないということです」
更に、USスチール側のコメントも、
「記者会見での発言は、クリーブランド・クリフスの業績が悪化している中で、彼が行ってきた違法な独占的陰謀から注意をそらそうとするものだ。米国の重要な同盟国である日本の人々に対するゴンカルベス氏の言葉による攻撃に、非常に失望している」
と散々なもの。
現在の製鉄業界の世界順位は、ベスト10に中国企業が6社入っているとのことです。日本製鉄は4位。USスチールに至っては24位だということです。
中国企業に対抗するためには「大合併」して、企業規模を拡大し、企業に力を付ける必要があります。
万一、このまま日本銑鉄のUSスチール買収が実現しなかった場合、USスチールは窮地に陥るのではないか。(私見です)
日本製鉄の投資と、技術面の供与は大きいと思うのですが。
トランプ大統領やイーロン・マスクをはじめとする、アメリカのトップの発言。傍目からも「腹立たしくなる」ものが多くなっています。それが「やり方」なのでしょうが、不快。
では、また。
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