この町の、認知症の御高齢者が入所されているグループホームに行ってきました。
ホーム内にカフェコーナーが設けられ、私達二人(地域のボランティア仲間)は微力ながらホームスタッフの方のお手伝い。お茶やオヤツをお出しし、人生の先輩の方々の語らいの中に加えていただきました。
入所の方々は御家族と離れ、寂しく落ち込んだ日々かと想像していたのですが、今日、多くの方々と接し想像していたことと現実の大きな差に驚きました。どなたもとても穏やかな表情をされています。
それはこのホームでの日々がとても穏やかに暮らせる場であるからと言えるでしょう。会話に加われない方もおられますが、御自分の生い立ちや故郷の話、好きな食物や好きな歌、四方山話、中には阪神大震災に遭われた辛い体験を話された方も居られました。老いて認知症になられても記憶の奥に焼きついた辛い過去を忘れられない人も居られます。
お茶を飲み終えたら疲れからか部屋に戻るという人も居られました。80~90歳になられるとじっと座っているのも苦痛な人もおられるでしょう。
その場から離れたがらず御自分のことをたくさん話された人・・興味を持って聞くのもとても楽しいこと。ムードメーカー的な人か?愉快な話をして大笑いする人からは皆にも笑顔があふれます。
3~4人の人がカフェコーナーに入れ替わりで来られ暫しの時間を過ごす方法で楽しみました。限られた時間でしたが部屋に戻られる時は「ありがとう・ごちそうさま・楽しかった」と口々に言っていただき私達もどんなに嬉しかったことか!
ホーム内は全ての場所がとても清潔に保たれ、どのスタッフの方もキビキビと動かれ、何より入所者への心の行き届いたお世話をされていることが強く感じられました。
特に「長野ご出身」のホーム長(女性)さんの人となりに接したことが、私には今日一番の大きな収穫でした。話の節々にご高齢の方を思い敬う気持ちが自然に滲み出ていました。テレビなどで伺うご立派な話をされる著名な評論家とは少々違う現場で働く偉大で素晴らしい女性の方でした。
その昔、米国のレーガン元大統領がアルツハイマーであることを打ち明け「人生のたそがれへの旅に出る」とのメッセージを国民に発した記憶が甦ってきました。認知症との違いはあるとしても人と生まれた以上・人生のたそがれ時は全ての人にやってくる。私も65歳。たそがれへの旅路が来るのはそう遠くないような気もします。だって一日のなんて早いこと、一年さえあっと言う間です。
私の人生のたそがれ時・・今日、伺ったホーム長さんの居られるような施設があって、あわよくば私の身体・金銭が入所条件を満たしているなら
こんなホームで「人生のたそがれ時」を過ごしたい・・さほど遠くではない未来の自分を想いました。
私達二人、ホーム長さんの人間性に触れ、ボランティアに来たなどと言うのは、とてもおこがましいような気持ちになっていました。帰り際・ホーム長さんに「今日は有意義でした。本当にありがとうございました」と御礼を言って家路に着きました。ホームでの3時間がとても短く感じられたものです。

夫は釣りに行くと絶対、手ぶらでは戻りません。
今回の釣り土産には、私・大喜びです。
鳴門ワカメがどっさり!
私がホームに行っている間に夫が
取ってきたワカメを洗って、湯に通し更にキレイに洗ったもの。
海水の臭いを取り去るのに結構なエネルギーが要るのです。
トレトレわかめは、ゴマドレッシングでいただきました。
半端ではない柔らかさ・美味しさです。
ホーム長さんを思い出すと・・私。
今回ばかりは素直に「オトーサン・ありがとう」を・・
ホーム内にカフェコーナーが設けられ、私達二人(地域のボランティア仲間)は微力ながらホームスタッフの方のお手伝い。お茶やオヤツをお出しし、人生の先輩の方々の語らいの中に加えていただきました。
入所の方々は御家族と離れ、寂しく落ち込んだ日々かと想像していたのですが、今日、多くの方々と接し想像していたことと現実の大きな差に驚きました。どなたもとても穏やかな表情をされています。
それはこのホームでの日々がとても穏やかに暮らせる場であるからと言えるでしょう。会話に加われない方もおられますが、御自分の生い立ちや故郷の話、好きな食物や好きな歌、四方山話、中には阪神大震災に遭われた辛い体験を話された方も居られました。老いて認知症になられても記憶の奥に焼きついた辛い過去を忘れられない人も居られます。
お茶を飲み終えたら疲れからか部屋に戻るという人も居られました。80~90歳になられるとじっと座っているのも苦痛な人もおられるでしょう。
その場から離れたがらず御自分のことをたくさん話された人・・興味を持って聞くのもとても楽しいこと。ムードメーカー的な人か?愉快な話をして大笑いする人からは皆にも笑顔があふれます。
3~4人の人がカフェコーナーに入れ替わりで来られ暫しの時間を過ごす方法で楽しみました。限られた時間でしたが部屋に戻られる時は「ありがとう・ごちそうさま・楽しかった」と口々に言っていただき私達もどんなに嬉しかったことか!
ホーム内は全ての場所がとても清潔に保たれ、どのスタッフの方もキビキビと動かれ、何より入所者への心の行き届いたお世話をされていることが強く感じられました。
特に「長野ご出身」のホーム長(女性)さんの人となりに接したことが、私には今日一番の大きな収穫でした。話の節々にご高齢の方を思い敬う気持ちが自然に滲み出ていました。テレビなどで伺うご立派な話をされる著名な評論家とは少々違う現場で働く偉大で素晴らしい女性の方でした。
その昔、米国のレーガン元大統領がアルツハイマーであることを打ち明け「人生のたそがれへの旅に出る」とのメッセージを国民に発した記憶が甦ってきました。認知症との違いはあるとしても人と生まれた以上・人生のたそがれ時は全ての人にやってくる。私も65歳。たそがれへの旅路が来るのはそう遠くないような気もします。だって一日のなんて早いこと、一年さえあっと言う間です。
私の人生のたそがれ時・・今日、伺ったホーム長さんの居られるような施設があって、あわよくば私の身体・金銭が入所条件を満たしているなら
こんなホームで「人生のたそがれ時」を過ごしたい・・さほど遠くではない未来の自分を想いました。
私達二人、ホーム長さんの人間性に触れ、ボランティアに来たなどと言うのは、とてもおこがましいような気持ちになっていました。帰り際・ホーム長さんに「今日は有意義でした。本当にありがとうございました」と御礼を言って家路に着きました。ホームでの3時間がとても短く感じられたものです。

夫は釣りに行くと絶対、手ぶらでは戻りません。
今回の釣り土産には、私・大喜びです。
鳴門ワカメがどっさり!
私がホームに行っている間に夫が
取ってきたワカメを洗って、湯に通し更にキレイに洗ったもの。
海水の臭いを取り去るのに結構なエネルギーが要るのです。
トレトレわかめは、ゴマドレッシングでいただきました。
半端ではない柔らかさ・美味しさです。
ホーム長さんを思い出すと・・私。
今回ばかりは素直に「オトーサン・ありがとう」を・・
