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中学生に銃剣!? (続編)ー元自衛官の男性の訴えが…。ー

2017年04月07日 | 教育
 前々回、中学生に銃剣!という記事を書きましたが、今日4月7日の新聞を読んでいたら元自衛官の電話記事がのっていました。元自衛官は自身では、銃剣道の有段者ということで自らの体験を語り、中学生に教えるには教育として間違っているぜひやめさせてほしいと日本共産党の青森県の事務所に訴えたそうです。それによると、…。

 元自衛官の男性は次のようなことを訴え、やめさせてほしいと言ったそうです。

 「自衛隊の中で銃剣術を職業軍人として教育される。銃剣術は心臓をつく人殺しの術です。」

 「お互いに相手を突くのが銃剣道。相手の心臓(の部分)をつくと一本となる。防具はつけているが相当な衝撃なものです。」

 「絶対に子どもに教えるものではない。これは教育ではないのです。自衛官だった仲間も『これを学校でやるのは危険だ』と言っています。

 「戦前、女性子どもたちに、槍を持たせたのと同じじゃないですか。」と。

 そして、私は共産党の考えとあわないことはあるが、私の考えを真摯に受け止めてくれると思って電話したということでした。

 私は、銃剣道の経験がないのですが、普通に考えれば、この元隊員の言うように命の大切さを教える教育の場にふさわしいとは思えないですよね。
衝撃からくる中学生の怪我の心配もしたそうですが、それは経験してがよくわかっているからでしょう。
 教育勅語を教育の場で扱うなどということが、政権によって進められ、海外へ自衛隊が武器使用を前提に行く時代に、このような種目が加えられた意味を教育に携わる人には戦前の歴史もひも解いて考えてほしいと思います。本当に戦前への回帰のスピードが増し始めています。


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