ネイチャーゲーム&自然・趣味

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ネイチャーゲーム=雨の日用のグッズ作成も楽し―4模様編

2017年04月07日 | 自然・自然活動
模様を拡大して、実物の動物をあてるゲームです。この部分はまだ数が少ないので他の分野の物とミックスでやりました。
 



今回で4つ目の雨の日に楽しむためのカードづくりの紹介でした。まだまだ工夫の余地があるでしょう。また、目の付け所をいろいろ変えると、更に面白いでしょう。子どもと関わることが多い方には、活用できるものがあれば参考にしてもらえば幸いです。

            シマウマの縞はどうしてあるの?
 シマウマの縞についての疑問が時々出されます。
調べると面白いことが分かりました。シマウマの縞については、なんと100年も前からダーウインなどによっても論争があったそうです。今、縞の役割(理由)については、次のように言われているそうです。

①カモフラージュとして。
 これは前から言われていることです。シマウマの縞はしまがその太さや向きが違うことに加え、逃げる時の動きのよって光学的な目くらましの作用があるとか。しかし、ライオンなどにはこれは役立たないのではという見解もあるようです。

②集団同一性。
 よく見れば一頭一頭違うが全体としてみれば同じような模様ということで仲間ということ。

③体温調節。
 これは黒と白による熱の吸収が違うので、そこに小さな渦が無数に発生するらしいのです。それによって体温があがるのが一定程度防げるという。

④吸血性のハエ(さしばえ)から身を守る。
 これは上記の③のことと関連してかなり有力な理由らしい。南アフリカにいるこのハエは大変危険なハエで感染性の菌を媒介として大きな病気を引き起こすのですが、縞模様によって体温を下げてハエを寄せ付けない、このハエには縞模様にはとまらないで一様な色にとまるという性質があるという実験結果がいくつかの大学で出されている。
 実験では、高温地域のシマウマの縞模様は密度が濃く一層縞が多いという結果もでておりかなり信憑性が高いようです。

 なお余談ですが、シマウマは高年齢になると気性が激しくなるそうです。思い通りに動かない自身にいら立っているのでしょうか、あるいは残された寿命が本能的にわかっていらだつのでしょうか。身につまされる話ではあります。


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