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消費税5%に、自・公政権退場、核兵器廃止・自然・再生エネルギーで原発ゼロへ・憲法9条コワスナ。

NHK「ニュース7」 志位委員長の発言 国民に何を問うか

2012-12-05 21:44:54 | 日記
しんぶん赤旗                       2012年12月5日(水)
NHK「ニュース7」 志位委員長の発言
国民に何を問うか
「アメリカいいなり」「財界中心」のゆがみを正す
 ――共産党は今度の選挙で国民に何を問いたいとお考えでしょうか。
 志位 ひとことでいって、「二つの政治のゆがみ」を正そう、ということを問いかけていきたいと思います。
 国民の多数が反対したのに消費税増税や原発再稼働を強行した、その根っこには「財界中心」という政治のゆがみがあります。
 それから、沖縄が島ぐるみで反対しているオスプレイ配備を強行し、TPP(環太平洋連携協定)を推進する、その根っこには「アメリカいいなり」という政治のゆがみがある。
 この「二つのゆがみ」に縛られている限り、「政治を変えてほしい」という国民の願いをかなえることができないということを明らかにしたのが、民主党政権のみじめな失敗だったと思うんですね。
 私たち日本共産党は、この「二つのゆがみ」、60年間続いた自民党型政治のゆがみ、これを大本から断ち切る改革に踏み出す選挙にしていこうと、そして、本当に「国民が主人公」になる新しい日本に踏み出していく選挙にしていこうと訴えていこうと考えています。
消費税増税
「消費税に頼らない別の道」を提案――民自公の“増税 隠し”はフェアでない
 ――三つの争点についてのパネルをお示しください。消費税率引き上げは「バツ(×)」、TPP交渉参加も「バツ」、そして原発については「即時ゼロ」ということですが、消費税については増税を中止する法案を提出するとされています。財政再建や社会保障費の増大にはどのように対応しますか。
 志位 私たちは「消費税に頼らない別の道がある」ということを提案しています。まず富裕層や大企業に応分の負担を求める税制改革を行います。同時に国民の所得を増やす経済改革を行います。そのことによって経済を安定的な成長の軌道に乗せ、税収を増やす。これを同時にやりましたら、消費税に頼らなくても、医療、年金、介護、子育てを充実し、財政危機の打開もできるという具体的な提案をしています。
 この大不況のもとで消費税を大増税すれば、本当に日本経済の底が抜けてしまうことになると思います。
 そしてなによりもう一ついいたいのは、消費税の増税は国民への公約違反だという問題です。この問題を指摘され、野田首相は「増税を実施する前に国民の審判をあおぐ」といったはずなんです。ところが、今日はインタビューですからいろんなお答えがあったようですが、増税を強行した民自公3党首の総選挙第一声を拝見しますと、どの党首も消費税の「し」の字もいわないで、「増税隠し」でこの選挙をやり過ごそうとしている。これはフェアなやり方ではありません。国民への公約を破って増税を進めたわけですから、今度の選挙で「上げていいかどうか」を正面から国民に聞くべきです。
 私たちは、この大不況のもとでの増税には絶対反対ですし、「消費税増税に頼らない別の道がある」という責任ある対案を示してがんばっていきたいと思います。
原発ゼロをどのようにすすめるか
「即時ゼロ」は実現可能――経済も明るい道が開ける
 ――原発、エネルギー政策についてうかがいます。「即時原発ゼロ」を訴えていますが、生活水準や産業に影響を与えないようにどのようにこれを進めていくお考えですか。
 志位 私たちは「即時ゼロ」をやる、そしてだいたい5年から10年の過渡的期間は火力、そして節電で対応して、その期間に自然エネルギーを爆発的に普及させていこうという具体的プランを示しています。
 そして「即時ゼロ」は可能なんだということを言いたいんですね。「電力不足に陥る」ということがいわれましたが、再稼働なしでも猛暑の夏を乗り切れたということは関西電力自体が認めました。それから財界がよく「コストが高くなる」とか「経済が衰退する」といいますが、自然エネルギーは普及が進めば進むほどコストが安くなります。雇用効果は原発の13倍と、ドイツなどではいわれています。
 ですからこちらの道を進むことが、日本の経済の先行きを考えても、一番明るい道が開けると考えています。
TPP参加とアジアの関係は
「取り残される」は事実と違う――日本をアメリカに売り渡すTPPに反対
 ――TPPについて「バツ」をつけられました。アジアや環太平洋地域の経済成長から取り残されてしまうのではないかという懸念についてはどうお答えになりますか。
 志位 東アジアの大きな国といえば、例えば中国、韓国、インドネシア、みんな(TPPには)入っていません。ですからこれに入らなかったらアジアから取り残されるというのは全く議論として、事実関係としておかしいと思います。
 TPPは「例外なき関税ゼロ」が大原則ですから、これに入りましたら日本の農業は壊滅です。それから「非関税障壁の撤廃」も大原則ですから、医療が壊され、食の安全が壊される。日本を丸ごとアメリカに売り渡すようなことになりますから、絶対反対です。農協やJAの方々とも力を合わせてがんばっていきたいと思います。
 ――最後にひとこと目標議席をお願いします。
 志位 現有9ですが、18以上をぜひ獲得したいと思っています。

大津波の惨事「大川小学校」~揺らぐ“真実”~2

2012-12-05 16:46:40 | 日記

津波からの避難を地域住民に呼びかけた続けた
市職員が知る津波襲来直前・直後の大川小周辺の状況

 職員たちは、集落にたどり着くことなく、県道をUターン。
 堤防の向こう側には、水面ギリギリの高さのところで、漁業用の船が海から上流に流されてきているのが見えた。
「こりゃ大変だ」
 そのまま釜谷集落の中を広報しながら抜けて、新北上大橋のたもとの三角地帯へと向かった。
「釜谷の集落では、何人かの住民が、道路上に出ていましたが、焦ったような感じではなかった。家々の表側に県道がありましたから、なかなか状況は見えなかったと思うんですね。そこで、拡声器付の先頭車が“松原を津波が超えて来ました”と、集落の中を繰り返し広報しながら、戻っていったんです。松原という地名を言うことで、地元の方は“防砂林の松林を抜けて来てるんだな”ということがわかるんです」
 職員は、小学校の前を素通りしたため、子どもたちの姿の記憶はない。とにかく逃げるしかなかった。
「戻って来る途中、武山商店の向かいに空き地があって、子どもを学校に迎えに来た保護者が、何人か話をしているのを見かけました」
 職員たちが通過した時間は、15時25分くらいではないかという。釜谷の住民や学校の児童たちが証言する「大津波警報発令」や「高台へ避難してください」という広報車の呼びかけは、このとき聞いたものだ。
 避難を呼びかける市の職員たちが、学校に立ち寄り、帰りにも広報しながら走って行ったにもかかわらず、学校側は、その後も10分余り、子どもたちを校庭に待機させ続けていたことになる。
三角地帯で津波が襲来、山へ避難
2人の大川小児童を救出
 三角地帯では、先に到着した職員が釜谷方面へ下りていく車をUターンさせ始めたため、上っていく手前で車が4~5台くらい渋滞していた。職員たちは、釜谷の集落のほうに車を入らせないようにするため、三角地帯で車から降りて、滞っていた車もすべて雄勝峠のほうへと誘導した。しかし、その頃すでに、北上川の脇を並行して流れる富士川からも、水があふれ始めるのが見えて、子どもたちが目指していた三角地帯にも、津波が押し寄せてきていた。
 職員たちは、とっさにコンクリートの法(のり)面を駆け上がったものの、職員6人のうち1人が逃げ遅れて、津波にのみ込まれている。

“原発ゼロ示せ”市民500人が抗議 自民党本部前

2012-12-05 16:26:39 | 日記
しんぶん赤旗                        2012年12月5日(水)
“原発ゼロ示せ”市民500人が抗議
自民党本部前

(写真)自民党本部に向かって「原発やめろ」と声を上げる人たち=4日、東京都千代田区
 国策として原発を推進したうえ、事故後も依然、国民が求める脱原発への方向を示そうとしない自民党に対し、市民約500人が4日、東京都千代田区の同党本部前に集まり抗議の声を上げました。首都圏反原発連合が呼びかけたもの。
 寒空の下、参加者はドラムの音に合わせて「再稼働反対 大飯を止めろ」「原発ゼロは国民の総意」と自民党本部に向かってアピールしました。
 タブレット型端末の液晶画面に「原発ゼロ以外了承しかねる」と表示し掲げていた神奈川県大和市の男性(46)。「また事故前のような社会に戻って後悔したくないから、同じことは繰り返さないという決意を示しに来ました。即時原発ゼロへ、政府にイニシアチブを取らせるために今がんばらないと」と語気を強めます。
 東京都杉並区から参加した女性(48)は「事故後も原発を存続しようとする自民党に抗議せずにはいられません。すでに2基しか原発は動いていないのだから、即時原発ゼロが一番現実的。意思決定を国として一刻も早くやるべきです」と語りました。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない