福島民報より転載
25年9~11月南相馬の外部被ばく 年間1ミリシーベルト未満73.5% 25年4~9月内部被ばく 1.9%から検出
南相馬市は12日、バッジ式積算線量計による外部被ばくの測定結果とホールボディーカウンターによる内部被ばくの検診結果を公表した。
外部被ばくの測定は平成25年9月1日から11月30日まで、市民9361人を対象に実施した。平均値は0・2ミリシーベルトで前回(25年6~8月)の測定値と同程度だった。年間積算線量に換算して1ミリシーベルト未満になるのは73・5%(6883人)だった。測定者の平均追加年間推定線量は0・8ミリシーベルトで前回と同様だった。
測定者の中には、線量計を携帯したまま放射線医療を受けたり、航空機に長時間搭乗したりした不適切な測定があった。
今年1月28日に開かれた市放射線健康対策委員会では、外部被ばくの測定結果について「ほとんどの測定者が健康に影響が心配されるレベルの値ではない」と評価した。
内部被ばく検診は25年4月1日から9月30日まで、市民9200人を対象に実施した。放射性セシウムは高校生以上の5810人のうち、111人(1・9%)から検出された。中学生以下は3390人のうち、25年8月の検診で1人から1キロ当たり7・2ベクレルが観測されたが、その後の再検査で検出限界値を下回った。
市放射線健康対策委員会は「放射性セシウムが検出された高校生以上の市民の多くは、未検査の天然の食材を継続して食べている人だった」とした。また、体内に放射性セシウムを取り組んでいる市民は、測定の月が進むにつれて急速に減少しているという。
(2014/02/16 15:59カテゴリー:福島第一原発事故)
25年9~11月南相馬の外部被ばく 年間1ミリシーベルト未満73.5% 25年4~9月内部被ばく 1.9%から検出
南相馬市は12日、バッジ式積算線量計による外部被ばくの測定結果とホールボディーカウンターによる内部被ばくの検診結果を公表した。
外部被ばくの測定は平成25年9月1日から11月30日まで、市民9361人を対象に実施した。平均値は0・2ミリシーベルトで前回(25年6~8月)の測定値と同程度だった。年間積算線量に換算して1ミリシーベルト未満になるのは73・5%(6883人)だった。測定者の平均追加年間推定線量は0・8ミリシーベルトで前回と同様だった。
測定者の中には、線量計を携帯したまま放射線医療を受けたり、航空機に長時間搭乗したりした不適切な測定があった。
今年1月28日に開かれた市放射線健康対策委員会では、外部被ばくの測定結果について「ほとんどの測定者が健康に影響が心配されるレベルの値ではない」と評価した。
内部被ばく検診は25年4月1日から9月30日まで、市民9200人を対象に実施した。放射性セシウムは高校生以上の5810人のうち、111人(1・9%)から検出された。中学生以下は3390人のうち、25年8月の検診で1人から1キロ当たり7・2ベクレルが観測されたが、その後の再検査で検出限界値を下回った。
市放射線健康対策委員会は「放射性セシウムが検出された高校生以上の市民の多くは、未検査の天然の食材を継続して食べている人だった」とした。また、体内に放射性セシウムを取り組んでいる市民は、測定の月が進むにつれて急速に減少しているという。
(2014/02/16 15:59カテゴリー:福島第一原発事故)